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ジブリの世界が広がるゲーム 二ノ国

既にテレビCMも行われているように、「ニノ国」の発売日が発表されました。
ニンテンドーDS版(12月9日発売予定と)プレイステーション3版(2011年発売予定)。
自らが主人公になって、あのジブリの世界を自由に動き回ることができます。

二ノ国

再現された幻想的でヨーロッパ調の町並みは、『天空の城ラピュタ』(86)や『ハウルの動く城』(04)、『ゲド戦記』(06)に近く、果てしなく広がる緑や自然は、これぞジブリといった感じだ。また、素直で機械いじりが好きな主人公の少年オリバーは『天空の城ラピュタ』のパズーに似ていて、何事にも積極的で物怖じしないヒロイン・マルは『魔女の宅急便』(89)のキキのよう。不思議なキャラクター、ナミダの妖精シズクは『となりのトトロ』(88)の小トトロや、『もののけ姫』(97)のコダマ、『崖の上のポニョ』(08)のポニョを彷彿とさせる。つまり、本作は今までのジブリ作品の要素が満載なのだ。

■「二ノ国 漆黒の魔導士」(ニンテンドーDS)
12月9日(木)発売予定
価格:6800円※魔法指南書「マジックマスター」同梱

■「二ノ国 白き聖灰の女王」(プレイステーション3)
2011年発売予定
価格:未定

アメリカで『紅の豚』続編を企画中とニュース 「Cut」9月号を誤訳

なかなか面白そうなインタビュー記事ですね。
ちょいと、Cutを買ってこないといけませんね。

 映画批評・インタビュー雑誌「Cut」9月号に、現在公開中の映画『借りぐらしのアリエッティ』で、企画・脚本を手掛けた宮崎駿の2万字にも及ぶインタビューが掲載された。これを情報源として、アメリカではインターネットサイトComing Soon.netなど複数のメディアが「宮崎、『紅の豚』の続編を企画中」などの記事を出し、話題となっているが、これは米メディアの誤訳? 宮崎は、「『ポルコ・ロッソ 最後の出撃』かなんかをフッて作れたら、幸せなんですけどね。それはもう道楽ですから」と「Cut」誌のインタビューに答えている。

 「ポルコ・ロッソ」は、映画『紅の豚』の主人公の通称であり、同作の英題。確かに、宮崎は同インタビューの中で、『紅の豚』の続編、『ポルコ・ロッソ 最後の出撃』の構想を語っているが、「『やっぱだめだな』と思ったんですよ(笑)。それはやっぱり道楽だって」と本気で作る気ではない様子。新作の構想については、「今から準備に入ってるやつは、もっと前を見てる少年像を描こうと思ってます。まだどうなるかわかんないけど。でもやっぱり主人公は女の子ですけど」「今は(宮崎)吾朗も準備に入ってます」と語っており、スタジオジブリ最新作は、『紅の豚』の続編ではなく、こちらが進んでいるようだ。

【特別企画】宮崎監督インタビュー

「借りぐらしのアリエッティ」公式サイトのアリエッティ日記ページにて、
特別企画として宮崎監督のインタビューがアップされています。

宮崎監督インタビュー

① 宮崎監督がアリエッティを語る!

② 宮崎監督と米林監督のエピソード

③ 宮崎監督が原作に惹かれた理由

④ 日本のアニメーション 現在・過去・未来

宮崎駿監督の「iPad使う手つきは自慰行為のよう」発言、海外の反応は?

熱風7月号の過激なiPad批判が、海外でも話題になっているようです。
以下は海外読者の反応。

・テクノボーイにこんなの紹介したら対決モードになっちゃうよ。アーミッシュの大会で「神はない」と言うようなもの。

・自分の尊敬する誰かが、現在より過去を良しとするのは、いつ見ても悲しいものだ。

・つまりなんだ、この(才能ある)ラッダイトはiPadが嫌いなわけね。iPadにとっては褒め言葉に取れる。

・思うに問題は…「全員が全員Miyazakiみたいに才能あるわけじゃない」のはそうだけど、そういう「消費者」がいるお陰でMiyazakiのスタジオは生きてられんだから、そこんとこMiyazakiも気づかないと、っていうところだろ。

・そういう人だからしょうがない。こうやってイラスト何枚か見ただけでイラストレーターのことズタズタに侮辱する人だから。

・アニメ・漫画なんて概して落ち目のアート、暇つぶしだと思うが、僕は太ももの描き方ひとつで、死ねとまでは言わない。毎秒20コマじゃ、脳みそが動画と認識する必要なコマ数にも満たないし。太もものアングルひとつ気に入らないから死んじまった方がいいと思い続けるのは彼の自由さ。西欧の俺みたいな若いアニメーターが言うことより、ずっと正しいのかもね。

・ 10年前だったらテクノフォービアで片付けただろうけど、今は彼の洞察を賛辞してしまう。消費するだけの生活がクリエイティビティとイノベーションを破壊するという彼は、本当に正しい。

・Miyazakiも彼の作品も好きだけど、iPad持ってて、それと携帯は公共交通機関(日本じゃないけど)で使ってますが、「気色悪い」とは全然思いません。持ってない人が意見すべきじゃないと思います。外からよく分かりもしないで侮辱したんでは、自分の信用を落とすだけです。

・スティーブ・ジョブズはディスニーの筆頭株主で、ディズニーはMiyazakiの米国内配給会社なんだが…

・iPadで絵が描けるの知ってるのかな…。

・「誰でも宮崎ほど才能あるわけじゃない」かもしれないけど、たぶんみんなが気持ち空っぽの消費者をやめたら、彼みたいになれる人は増えるのかも。僕もゲーム・映画・TVは好きだけど、それ抜きの時の方が沢山のこと実行できるし、物事を変えることができてるよ。

宮崎駿が選んだ50冊の直筆推薦文展を見る

池袋にて開催されている、「宮崎駿が選んだ50冊の直筆推薦文展」をちょっと覗いてきました。
岩波少年文庫の中から、50作品を宮崎駿さんにチョイスしてもらい、推薦文を書いてもらっているようです。
創刊60周年を記念した展示会なのだとか。発言力の高い人なだけに、本の価値も上がるし、マイナーな作品も世に広まるしで、なかなか良い企画ですね。
アリエッティの原作でもある、「床下の小人たち」も岩波文庫ですから、映画の宣伝も兼ねて行われた企画です。
アリエッティのイメージボードの原画も展示されていました。

岩波少年文庫 宮崎駿が選んだ50冊の直筆推薦文展

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「借りぐらしのアリエッティ」ジブリ最年少監督の米林宏昌さん

米林宏昌監督のインタビュー記事。
アリエッティの制作についてのもの。

 身長約10センチの少女、アリエッティは14歳。両親と郊外の屋敷で、床上に住む人間たちの目から逃れて生活していたが、12歳の少年、翔(しょう)に気づかれてしまう…。

 「人間を巨人に描き過ぎると怖い存在になってしまう。そう見せないように工夫した」。例えばアリエッティの視点では、翔の目はきらきらと輝き、その唇の動きがしっかりと分かる。人間とコミュニケーションがとれている様子を繊細な表情の描写でとらえた。

 中でも興味深いのが、水のシーンだ。ポットから注がれる飲み物や水滴は“粘り気”を表現した。点滴の針の先から薬液がゆっくり落ちてくるような描き方。とても小さい道具を使っていることが、暗に分かる。小人のスケールを観客に伝えるための演出だ。小人たちが自身の家の中にいる場面では、比較のものさしがないため規模が分かりにくい。「水は小さな存在を表現するのに利用できると思った」という。

http://sankei.jp.msn.com/entertainments/entertainers/100806/tnr1008060817003-n1.htm
 

「押井守と映像の魔術師たち」を見に行ってきた

押井守と映像の魔術師たち

八王子市夢美術館にて「押井守と映像の魔術師たち」展を見てきました。
これまでの主要な押井作品の設定資料から、実際に撮影で使用された小道具に美術品、模型や、肋骨入りのバセットハウンドのぬいぐるみなど、とにかく濃い~内容の展示でした。

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「借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展」の感想サイト

東京都現代美術館にて開催中の「借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展」の感想が書かれているサイトをいくつか集めてみました。

 
 

「借りぐらしのアリエッティ」を観て、宮崎駿の凄さがよく分かった

「借りぐらしのアリエッティ」を観てきました。
ジブリ映画ということで、ある程度の期待と、宮崎駿監督ではないのでコケてもしょうがない、という気持ちを抱えながら観ました。

arrietty
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熱風7月号「ぼくには、鉛筆と紙があればいい」

熱風 iPad

スタジオジブリ発行の 熱風 7月号にて、宮崎駿さんがiPadに痛烈な批判をしていると、ツイッター上で話題になっていたので、さっそく読んでみました。

確かに、言葉はかなりきついところはありますし、きっと、この内容には賛否あると思いますが、宮崎駿さんの言いたいことは、最後の一文の「あなたは消費者になってはいけない。生産する者になりなさい」ということ、なのかなと思いました。

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