遅ればせながら、「TVブロス 2023年10月号」に掲載された押井守監督の『君たちはどう生きるか』評を、やっと読みました。
スタジオジブリが絵本を刊行したことがあるのをご存知でしょうか。
徳間アニメ絵本のような、ジブリ作品を題材にした絵本ではなく、オリジナルの絵本『ゆっちゅとめっぴとほしのゆうえんち』という作品が刊行されています。
本日ご紹介するジブリ本は『もののけ通信』です。
タイトルに、「もののけ」とありますが、『もののけ姫』を扱っているわけではなくて、表紙をご覧の通り『となりのトトロ』が題材の書籍です。
「もののけ」とは、「物の怪」と書いて、一般的には妖怪を指しますので、トトロやネコバス、マックロクロスケはもののけの類ということなのでしょう。
宮崎駿監督のライバルとも言われる押井守監督。これまでにも、数々のジブリ作品への悪口、…じゃなかった、論評をしてきましたが、押井監督がジブリ作品のみを論じた書籍が、『誰も語らなかったジブリを語ろう』です。