宮崎駿監督、高畑勲監督、鈴木敏夫プロデューサーのお三方が、ヘビースモーカーだったことが関係しているのかいないのか、スタジオジブリ作品ではたまに喫煙シーンが登場します。
米林宏昌監督の『思い出のマーニー』。本作は、スタジオジブリとしては初のWヒロインの作品で、主人公のひとりマーニーがポスタービジュアルとなっています。
このネグリジェ姿のマーニーは、米林宏昌監督が描いたものです。
実は、この絵に触発されて、宮崎駿監督が描いた絵があるのをご存知でしょうか。
皆さんご存知の『ハウルの動く城』。この作品は、興行収入196億円を挙げ、宮崎駿作品としては『千と千尋の神隠し』に次ぐ大ヒットとなっています。
ところがこの作品、宣伝にはあまり力を入れずに公開されました。
『耳をすませば』は、柊あおいさんの少女漫画が原作となっています。
スタジオジブリで原作モノをアニメーション化する場合、オリジナル要素も多分に追加され、原作とは違った展開になることも珍しくありません。
ジブリ作品には、様々なキャラクターが登場しますが、キャラクター作りにおいて、まったくの想像で作られることもあれば、モデルが存在することもあります。
その中から、モデルが明らかになっているキャラクターをご紹介します。
宮崎駿作品というと、声の出演者について本職の声優ではない、ユニークなキャスティングが行なわれることが注目されますよね。
『風立ちぬ』においては、主人公・堀越二郎を庵野秀明さんが演じていることが、最も注目を浴びたんじゃないでしょうか。
話題性を重視していると思われがちですが、そういった理由だけではありません。
本作の声優陣がどのような経緯で決まったのか、ご紹介します。