Category: ジブリの豆知識 (page 3 of 11)

『風立ちぬ』カストルプのモデルになったリヒャルト・ゾルゲ

『風立ちぬ』カストルプ リヒャルト・ゾルゲ

『風立ちぬ』に登場する謎の人物カストルプ。映画の中で、堀越二郎は彼と接するようになってから、特高から目をつけられるようになります。
重要人物であることはわかりますが、何者なのか明かされることはなく謎の人物として描かれています。いったい彼は日本で何をしていたのでしょうか。

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『風立ちぬ』で描かれるはずだった爆撃シーン

風立ちぬ

宮崎駿監督、最後の長編アニメーションになるはずだった『風立ちぬ』。この作品の企画を提案したのは、鈴木敏夫プロデューサーというのは有名な話です。
鈴木さんは、宮崎監督の年齢からいってこの作品が最後になるはずだと思い、最後の作品に戦争を題材とした、この企画を提案したといいます。

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『風立ちぬ』で宮崎駿が伝えたかった仕事への想い

風立ちぬ

『風立ちぬ』は公開当初、宮崎駿監督の遺言という見方もされていました。
宮崎監督はこの映画の裏テーマとして、「仕事とは何か」を問いかけていたといいます。カプローニというイタリア人が出てくるんですが、彼が何度も「力を尽くして生きなさい」と繰り返します。

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人の声で作られた『風立ちぬ』の効果音

風立ちぬ

有名な話なので、皆さんご存知かもしれませんが、『風立ちぬ』の効果音の大半は、人の声で表現されています。
効果音なんてホンモノの音を収録すれば良いのに、と思うかもしれませんけど、本作においては零戦が登場していることが関係しているものと思います。

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『平成狸合戦ぽんぽこ』の妖怪大作戦に登場したジブリキャラと浮世絵

平成狸合戦ぽんぽこ

『平成狸合戦ぽんぽこ』で印象的なシーンとして、タヌキたちが織り成す「妖怪大作戦」があります。
タヌキが人間たちを追い出すために行なわれた、化け学を駆使して行なわれたこの妖怪のパレードには歴史的な浮世絵の数々や、スタジオジブリ作品の隠れキャラクターなどが登場しているのです。

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高畑勲が描いた『平家物語』那須与一の扇落とし

平成狸合戦ぽんぽこ 那須与一

『平成狸合戦ぽんぽこ』のなかで、『平家物語』のワンシーンが描かれています。
それは、「妖怪大作戦」のために変化の訓練をしているときの挿話として描かれました。長老狸の太三郎禿狸999歳の誕生日を祝うシーンで、正吉が「若き日にご覧になった那須の与一をお願いします!」と言ったところから始まります。

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『平成狸合戦ぽんぽこ』に登場した、金長狸・太三郎狸・隠神刑部の元ネタ

平成狸合戦ぽんぽこ 三長老 六代目金長狸に、太三郎禿狸、隠神刑部

『平成狸合戦ぽんぽこ』には三長老のタヌキが登場します。
四国の伝説の狸とされる六代目金長狸に、太三郎禿狸、隠神刑部が登場し、伝説にちなんだ神通力によって、妖怪大作戦などを披露します。
この三長老は、この映画だけの空想ではなくて、実際に四国に残っている伝説を引き継ぐかたちで描かれています。

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ジブリで1番最初にCGが使われた作品『平成狸合戦ぽんぽこ』

平成狸合戦ぽんぽこ

ジブリ作品において、初めてCGが使用されたのは『もののけ姫』だと思っている人も多いのではないでしょうか。
しかし、実際は『平成狸合戦ぽんぽこ』で初めて活用されているのです。どこで使われているかというと、図書館でおろくが若手タヌキに資料を見せながら講義をするシーンです。

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『平成狸合戦ぽんぽこ』作画の参考のため実際に壊されてしまったテレビ

平成狸合戦ぽんぽこ

『平成狸合戦ぽんぽこ』の中で、気性の激しい権太が拳でテレビを殴り壊すシーンがあります。
タヌキたちが妖怪大作戦を決行したにもかかわらず、それらは人間が行なったこととされる報道を見て、怒った権太がブラウン管を叩き割るというシーンです。

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『平成狸合戦ぽんぽこ』で描き分けた4種類のタヌキたち

平成狸合戦ぽんぽこ

『平成狸合戦ぽんぽこ』に登場する二足歩行で歩くタヌキたち。これには実は名称があって、滋賀県の名産である信楽焼の狸の置物にちなんで、直立の二足歩行をする状態を「信楽ぶり」と呼んでいます。
そして、これだけではなくて、本作には計4種類の姿のタヌキが存在ます。それでは、1体ずつご紹介しましょう。

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