『千と千尋の神隠し』の終盤で、千尋たちが乗っている海原電鉄。電鉄と銘打っているものの架線が存在しませんが、現実にも電鉄を名乗りながら気動車で運行している鉄道路線が存在したのだとか。
それはさておき、海原電鉄には判明しているだけで7つの駅がありますので、ご紹介しましょう。
『千と千尋の神隠し』の終盤で、千尋たちが乗っている海原電鉄。電鉄と銘打っているものの架線が存在しませんが、現実にも電鉄を名乗りながら気動車で運行している鉄道路線が存在したのだとか。
それはさておき、海原電鉄には判明しているだけで7つの駅がありますので、ご紹介しましょう。
『千と千尋の神隠し』の印象的なシーンは沢山あると思いますけど、中でも誰もがワクワクさせられたのは千尋が「海原電鉄」に乗るシーンじゃないでしょうか。
この後、千尋たちはどこに辿り着くのか、どうなってしまうのか、と想像が駆り立てられる名シーンです。結果として、銭婆のお家に行くだけなのですが(笑)。
『風立ちぬ』の冒頭、まだ子どもの堀越二郎は夢の中で鳥型飛行機に乗っています。
あの印象的な飛行機って、実はこれまでに宮崎駿監督が描いたものの中に、その原型があるのです。
それは、『天空の城ラピュタ』のときに考えられていました。
宮崎駿監督は戦闘機が大好きで、中でも零戦に対しては憑りつかれるような呪縛があったといいます。小学生のときから零戦には不思議な霊力があり、ずっと付きまとっていたと語ります。
そんな愛してやまない零戦を、宮崎監督は3億円で購入しようとしたことがあったそうです。
『風立ちぬ』で堀越二郎の夢には、度々ジャンニ・カプローニ伯爵が登場します。
二郎にアドバイスをしたりして、心の師匠として描かれていますが、彼も実在する人物です。
と言っても、実際の堀越二郎さんとカプローニおじさんは対面していませんし、心の師と仰いでいたわけでもないはずです。
『風立ちぬ』に登場する謎の人物カストルプ。映画の中で、堀越二郎は彼と接するようになってから、特高から目をつけられるようになります。
重要人物であることはわかりますが、何者なのか明かされることはなく謎の人物として描かれています。いったい彼は日本で何をしていたのでしょうか。
宮崎駿監督、最後の長編アニメーションになるはずだった『風立ちぬ』。この作品の企画を提案したのは、鈴木敏夫プロデューサーというのは有名な話です。
鈴木さんは、宮崎監督の年齢からいってこの作品が最後になるはずだと思い、最後の作品に戦争を題材とした、この企画を提案したといいます。
『風立ちぬ』は公開当初、宮崎駿監督の遺言という見方もされていました。
宮崎監督はこの映画の裏テーマとして、「仕事とは何か」を問いかけていたといいます。カプローニというイタリア人が出てくるんですが、彼が何度も「力を尽くして生きなさい」と繰り返します。
有名な話なので、皆さんご存知かもしれませんが、『風立ちぬ』の効果音の大半は、人の声で表現されています。
効果音なんてホンモノの音を収録すれば良いのに、と思うかもしれませんけど、本作においては零戦が登場していることが関係しているものと思います。
『平成狸合戦ぽんぽこ』で印象的なシーンとして、タヌキたちが織り成す「妖怪大作戦」があります。
タヌキが人間たちを追い出すために行なわれた、化け学を駆使して行なわれたこの妖怪のパレードには歴史的な浮世絵の数々や、スタジオジブリ作品の隠れキャラクターなどが登場しているのです。