Category: ジブリの豆知識 (page 5 of 12)

『紅の豚』が女性スタッフがメインで作られた理由

紅の豚

『紅の豚』はジブリ作品としては珍しく、女性が主力スタッフとなって作られた作品です。
作画監督や美術監督といったセクションごとの責任者に、『紅の豚』では女性が置かれました。
これまでのジブリ作品ではなかったことで、初の試みとなります。

つづきを読む

『もののけ姫』のコダマは、後のトトロに変化する

もののけ姫

宮崎駿作品はそれぞれ独特な世界を構築しておりますが、別々の作品であっても、その作品同士がリンクしているのをご存知でしょうか。
例えば、『天空の城ラピュタ』のムスカは『未来少年コナン』のレプカの先祖で、『星をかった日』のルナは、ハウルの少年時代を描いているといった繋がりがあります。

つづきを読む

『メアリと魔女の花』豆知識まとめ

メアリと魔女の花

スタジオポノックの第一回作品『メアリと魔女の花』が、ついにテレビ初放映となります。
米林宏昌監督作品としては、3作目。ジブリ退社後の新たな船出となった、記念すべき作品です。
ということで、例によって初放映に合わせまして、本作の豆知識情報をまとめました。

つづきを読む

宮崎駿が泣く泣くカットした『となりのトトロ』のワンシーン

となりのトトロ

宮崎駿監督は、映画が完成すると満足感よりも、達成できなかった悔しさが残るそうです。未練の残ったシーンを思い返しながら、こぶしを握りしめて、半年間は頭がおかしくなりながら過ごすといいます。
それは『となりのトトロ』においても同様で、ほんとうは入れたいシーンがあったのだけれど、泣く泣くカットしたシーンがあるそうです。

つづきを読む

『となりのトトロ』は鈴木敏夫の意見で変更されていた

となりのトトロ『となりのトトロ』制作時、絵コンテを描く宮崎駿監督は、現在とは違うトトロの登場シーンを描いていました。
映画化されたものは、物語の中盤にメイがトトロの巣に転がり込んで、お腹の上に乗っかって、トトロは大あくびをするという、一連のシーンがありますよね。

つづきを読む

大赤字だった『となりのトトロ』が人気者になるまで

となりのトトロ

『となりのトトロ』は劇場公開の興行成績が思わしくなかったという事実をご存知でしょうか。
今やスタジオジブリの代表作で、名作という位置づけですけども、劇場公開ではコケた作品です。当時は『火垂るの墓』と同時上映で、配給収入が5.9億円。6週間の第一次興行で来場者は45万人でした。

つづきを読む

「『ハウル』の評価には怒ってますよ!」――宮崎駿が語る『ハウルの動く城』

ハウルの動く城

宮崎駿監督は、2013年に引退会見を行なったとき、最も自分のなかにトゲが残っている作品は『ハウルの動く城』だったと語っています。
『ハウル』は、それまでの宮崎作品と比較して、だいぶ起承転結の構成を壊していたのと、物語の説明を除いた作りになっており、難解という声がありました。

つづきを読む

『ハウルの動く城』ヒンのモデルになったのは押井守監督!?

ハウルの動く城 ヒン

『ハウルの動く城』に登場するキャラクターに、ヒンという犬がいます。
王宮に住むハリマン先生の使い犬なのですが、この犬の風貌が押井守監督に似ていることから、モデルになっているのではないかと言われています。

つづきを読む

『ハウルの動く城』の参考になった絵画とネジ巻きオモチャ

ハウルの動く城

『ハウルの動く城』の中で、わりと印象的なシーンだと思いますが、後半でハウルの城か崩れてしまい、躯体だけのままソフィーの髪の毛を燃料に動きまわるシーンがあります。
あのシーンが生まれた背景や、参考にしていた絵画があったことが、2016年に行なわれた鈴木敏夫×押井守×川上量生の三者対談で語られました。

つづきを読む

『ハウルの動く城』ヒロイン・ソフィーが老婆になったり若返ったりする理由

ハウルの動く城 ソフィー

『ハウルの動く城』のヒロイン・ソフィーは、物語冒頭で荒地の魔女に呪いをかけられて、老婆にさせられてしまいます。
けれども、物語のなかでソフィーは元の姿に若返ったり、老婆になったりと、年齢がいったりきたりします。なぜ若返るのか、物語のなかでその理由は説明されていません。

つづきを読む

前の記事へ 次の記事へ

© 2024 スタジオジブリ 非公式ファンサイト【ジブリのせかい】 宮崎駿・高畑勲の最新情報

Up ↑