岡山シティミュージアムで開催中の「ジブリパークとジブリ展」の入場者が、10万人を突破しました。
宮﨑駿監督の『君たちはどう生きるか』というタイトルは、ご存じの通り吉野源三郎の著作から引用されたものです。
ほぼタイトルを借用したのみで、映画の物語にはほとんど関係していません。
しかし、映画の中にも吉野源三郎の本として『君たちはどう生きるか』が登場し、主人公・眞人に大きな影響を与えます。
2013年の『風立ちぬ』を最後に引退宣言し、会見まで開いた宮﨑駿監督。しかし、その宣言から4年後、2017年に『君たちはどう生きるか』の制作が始まりました。
なぜ、大々的に引退を発表した宮﨑監督が、長編作品を作ることになったのか。そこには、ある本の存在がありました。
『君たちはどう生きるか』に登場した謎の塔。作中では特に説明もなく、明治維新のちょっと前に突如として空から降ってきたとされています。
これまでのジブリ作品であれば、ガイドブックや何かしらの媒体のインタビューで語られたりするものですが、本作に関しては未だに情報がありません。
そこで、これまでのジブリ作品やインタビューなどの文脈を踏まえて、考察していきましょう。
宮﨑駿作品のキャラクターには、モデルが存在することが多々あります。
『君たちはどう生きるか』もその一つで、数多くのキャラクターにモデルがいることが明かされています。
そこで今回は、判明しているモデルをご紹介します。
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