ヤークー長野県阿智村の温泉旅館で恒例となっている「ひな飾り」が始まり、今年は宮崎駿監督が推薦する厄よけの神「ヤークーさま」のわら人形が登場しました。
地元の守り神「湯屋守様」をモチーフにして作った「ヤークーさま」といい、名前は地元の小学生からおよそ20の候補があがり、女将と親交のある宮崎駿さんが選びました。



「厄を食う」ということと最後に「焼く」が掛かっており、わかりやすくていいんじゃないかということで、宮崎監督はこの名前に決めたそうです。

ヤークー 宮崎駿

阿智村と周辺の同郡平谷、根羽村と飯田市を通る国道153号沿いの宿泊施設や民家などは、地域を盛り上げようと十数年前からそれぞれひな人形を公開しており、その取り組みに新たな名物を考えた同旅館が、昨年末からヤークーさま作りを始め、児童に命名を依頼し、宮崎監督の推薦を得て展示されました。

展示は4月3日まで。10:00~17:00までは宿泊客以外も見ることができます。