高坂希太郎『千と千尋の神隠し』や『風立ちぬ』などで作画監督としてスタジオジブリで活躍した高坂希太郎監督が人気児童文学シリーズを劇場アニメーション化した『若おかみは小学生!』が、第32回東京国際映画祭の「ジャパニーズ・アニメーション THE EVOLUTION OF JAPANESE ANIMATION/VFX」部門で上映されました。高坂監督は、TOHOシネマズ六本木ヒルズでのトークイベントに出席しました。



本作の設定をどのように作ったのかと問われた高坂監督は、「穴を埋めていくように。この温泉街はどういう経営のもとに成り立っているのか、個々の旅館と大きな秋好旅館の関係性といったことを、ざっくり頭のなかに入れながら作りました。主人公たちが生きていく環境をしっかり描かないと、主人公がどう成長していくのかを描けないので、細かく設定しました」と舞台設定のこだわりを説明し、さらに「今回は90分厳守というしばりがあったので、キャラクターを表現するうえで、セリフもかなり限られていました。それ以外で物語を説明するとなると、やはり舞台設定がものすごく大きくなる」と続けました。

そういった方向性については、宮崎駿監督の影響もあったと言い、高坂監督は「宮崎さんは『ストーリーはどうでもいい』とおっしゃいますけども、環境設定、舞台設定みたいなものは作りこんでいる。それらを作りこむことによって、自然とキャラクターが動き出すみたいなことをおっしゃっていました。そういった点は、やはり大きく影響しているのでしょうね」と制作秘話を明かしました。

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