千と千尋の神隠し宮崎駿監督の『千と千尋の神隠し』が舞台化されるという大ニュースが発表されました。
主演は、橋本環奈さんと上白石萌音さんで、Wキャストとして主人公の千尋を演じることになります。
2022年2月・3月、帝国劇場で世界初演を迎えることが明かされています。



舞台化の翻案・演出を手がけたのは、ミュージカル『レ・ミゼラブル』の潤色・演出を担当したジョン・ケアードさん。

ミュージカル『レ・ミゼラブル』の世界初演の潤色・演出を手がけたジョン・ケアードさん翻案・演出のもと、2022年2月・3月に帝国劇場で上演されるます。
その後、4月に大阪、5月に福岡、6月に札幌、6月・7月に名古屋で上演予定となっています。

ジョン・ケアードさんコメント

『千と千尋の神隠し』初の舞台化に関わっていることに大変興奮し、光栄に思います。長い間、宮﨑駿さんを映画界における卓越した天才、アニメ分野における最も偉大な主唱者だと考えてきました。
私は、宮﨑作品の主要なテーマ全てに同調しています。『千と千尋の神隠し』の世界の核をなすテーマ —— 環境を慮る、自然を敬う、我々に宿る善良な精神の力を信じる、そして世界を良い方向へ変える権限を若者に与える、というテーマに。
スタジオジブリ、その寛大かつ独創的なチーフ・プロデューサーである鈴木敏夫さんとの新たな関係を通じて、「東宝」の愛する友人たちとのパートナーシップを深めることを心待ちにしています。
千尋役はダブルキャストになっていますが、『ナイツ・テイル』で楽しく共同作業をした、素晴らしくて魅力的な上白石萌音さんと再び仕事できるチャンスを得るのと同時に、才能豊かで活き活きと感動的な若手女優、橋本環奈さんとも同様の機会を持つことが可能になりました。
すでに『千と千尋の神隠し』に千時間を費やしていますが、これから費やす幾千という時間も楽しみでなりません。

鈴木敏夫さんコメント

(翻案・演出の)ジョンはいい奴です。
ぼくも宮﨑も彼のことを気に入りました。
カオナシの貯金箱をあげたら、喜んでいた。
今回の舞台で千尋を大きく育てて欲しい。

橋本環奈さんコメント

日本の宝とも云うべきこの作品はおそらくこれから何回も上演されるのだと思います。その舞台の歴史を自分たちが作ってゆくのだと思うと強く責任を感じます。

上白石萌音さんコメント

既に緊張していますが、素朴で勇敢な少女を、リスペクトを込めて演じさせていただきます。