NETFLIX ネットフリックスストリーミング配信大手のNetflixから、スタジオジブリの長編アニメーション21作品が、日本、アメリカ、カナダを除く世界各国で2月1日から順次配信されます
2月1日から配信されるラインナップは、『天空の城ラピュタ』『となりのトトロ』『魔女の宅急便』『紅の豚』など7作品となります。



3月1日より『風の谷のナウシカ』『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』『かぐや姫の物語』など7作品。4月1日より『平成狸合戦ぽんぽこ』『耳をすませば』『ハウルの動く城』『崖の上のポニョ』など7作品。計21作品が配信されます。

鈴木敏夫プロデューサーは、Netflixでの配信決定にあたり、「今の時代、映画を観客に届ける方法が色々あります。ファンの声に耳を傾け、作品の配信を決めました。世界中の人々がスタジオジブリの世界を発見することを願っています」とコメントしました。

日本、アメリカ、カナダを除いて、アジア、ヨーロッパ、中東、アフリカ、南米などの世界各国に向け、28言語の字幕と最大20言語の吹替で展開する予定となっています。

日本・アメリカ・カナダだけがNetflixで配信されないことについては、ややこしい契約の問題があるものと思われます。
今回配信が決まった190カ国では、ジブリ作品はワイルドバンチ経由の契約のためNetflixで配信され、アメリカとカナダではジブリ作品はGKIDS経由の契約を行なっているために、ワーナーグループのHBO Maxで配信されるという状況にあります。

一方、日本だけはジブリ作品のネット配信の予定は一切ありません。
スタジオジブリと日本テレビが友好関係にあるため、日本テレビが運営している配信サービス「Hulu」でいずれ配信されるのではないかという見方もありますが、果たしてどうなるでしょうか。