ハウルの動く城愛知県長久手市の愛・地球博記念公園にオープン予定の「ジブリパーク」整備計画で、愛知県は事業費として約120億円を2021年度当初予算案に盛り込むことが発表されました。
当パークは、すべてで5エリアあるうち「魔女の谷」「もののけの里」の建築工事に着手しており、既に着工している他の3エリアと合わせ、事業全体の進捗率は同年度内に約5割となります。



「魔女の谷」エリアでは、『ハウルの動く城』に登場するハウルの城を再現し、ビルの4~5階ほどの高さで、大砲が動いたり、建物内部でハウルの寝室を観に行けるほか、レストランや庭園も整備されるそうです。

ジブリパーク

また『もののけ姫』をテーマにした「もののけの里」エリアでは、製鉄所の「タタラ場」がイメージされた施設を里山の風景の中に造り、体験学習ができるようになります。

ジブリパーク

「青春の丘」「ジブリの大倉庫」「どんどこ森」の3エリアを2022年秋に先行オープンされ、「もののけの里」と「魔女の谷」をその2023年にオープンする予定です。

ジブリパーク

「ジブリの大倉庫エリア」付近には休憩所が新設されるほか、公園西口の案内所・休憩所が建て替えられ、ジブリパークの各エリアをつなぐ遠路の改修や、ジブリパークの新施設に必要なインフラ、事務所の整備なども進められます。2018~2023年度の全体事業費を約340億円と見込んでいます。

ジブリパーク どんどこ森

なお、ジブリパーク整備工事のために、2020年7月13日から休業している「サツキとメイの家」については、2021年4月下旬~10月末の期間に一時的に営業が再開される予定です。