ジブリパーク愛知県が長久手市の愛・地球博記念公園に開業する予定のジブリパークについて、総事業費が約340億円に上る見通しであることがわかりました。
ジブリパークは愛・地球博記念公園内に5つのエリアに分けて、スタジオジブリの世界を再現する計画で、このうち3つのエリアを2022年秋に先行して開業する予定です。



関係者によると、新年度から整備にかかる3つのエリアの事業費を元に試算したところ、ジブリパーク全体の建設などにかかる総事業費は、約340億円に上る見通しであることが判明したといいます。

ジブリパーク

また、愛知県はこのうち新年度予算案に3つのエリアの整備費や、残り2つのエリアの実施設計にかかる費用などとしておよそ27億円を盛り込む方針を固め、2月19日に開会する2月議会に提案する方針です。

ジブリパーク

USJの建設費が約2150億円で、東京ディズニーランドが約3000億円、ディズニーシーが約3500億円といわれていますから、額面だけみると小規模であることがわかります。
ちなみに、USJのハリーポッターエリアだけで、その建設費は約450億円と、ジブリパーク全体の費用を超えています。

ジブリパークはそれだけコストをかけず、公園を活かす形で建設されるものと思われます。