なつぞら『なつぞら』第22週では、なつの育児がテーマとなります。仕事で大活躍する一方、家庭の時間が減ってしまうという、共働きあるあるの展開が繰り広げられます。
自分よりも茜さんと一緒にいたがる優を見て、自分の子ども時代の面影を見るなつ。子育て奮闘真っ最中です。



第127話「タイガーマスクとキックの鬼」

第127話では、なつに新たな作画監督の仕事が舞い込みます。新作テレビアニメーション『キックジャガー』。それは、おそらく『タイガーマスク』と『キックの鬼』を元ネタにしたもので、キックボクシングのお話。主人公が孤児院の出身なことから、なつに白羽の矢が立ったようです。
なつは保育園が全滅していて、まだ先が見えない状態ですが、その仕事を引き受けることにしました。

家に帰って、保育を引き受けてくれる人を探すため、募集ポスターを作るなつ。そんなときに、マコさんこと大沢麻子さんがやってきました。坂場くんのマコプロ入社が迫っているため、共に考えようと助けに来てくれたのです。そして、さらに下山克己さんと茜ちゃんご夫妻までやってきました。なつの周りには良い人しかいないので、なんとかやっていけることでしょう。

第128話「ルパン三世に近づく三代目カポネ」

第128話では、保育園にすべて落ちて困っているなつに、茜ちゃんが助け舟を出して子供の預かり保育をしてくれることになりました。願ったり叶ったりの安心の状況で預け先が決まり、4月を迎えて新生活が始まります。
子どもを預ける別れ際に泣かれてしまって、なかなか離れられないなつ。このときの、赤ん坊の演技が秀逸すぎて驚きます。なぜ、これだけドラマの内容に合わせた泣き方やくっ付き方がができるんでしょう。どやって撮影したのか気になりますね……。

一方、マコプロのほうでは『三代目カポネ』の企画会議が行なわれます。そこでは坂場くんから、ハードボイルド路線をコミカル路線に変更しようという意見が出ます。これは、『ルパン三世』が当初はハードボイルドで人気が出なくて、途中から高畑勲さんや宮崎駿さんらが参画し、コミカル路線に変更し、再放送によってヒット作品になったエピソードが元ネタになっています。

第129話「優のラクガキ」

第129話では、子育てあるあるのエピソードとなります。優が発熱をして早く迎えに行かなければならない状態になり、イッキュウさんに電話をするも打合せ先に出ていて連絡つかず。咲太郎兄ちゃんが迎えに行ってくれたりと、助け合いながら子育てをしていきます。そして、あっという間に時は過ぎ、優はもう4歳。保育園に預けられるようになったものの、なつの帰りが遅い日は、まだ茜ちゃんに預かってもらっています。
夜迎えに行っては優が公園で遊びたがったり、絵本を読んでいるうちに子どもが寝ちゃったり、なつが持ち帰って修正した動画用紙にラクガキしていたりと、小さな子どもあるあるの局面に入ったのでした。

第130話「吉田健一さんと大橋学さんの作画」

第130話では、なつが持ち帰った動画用紙にラクガキをしてしまった優ちゃんから始まります。なつは怒ったものの、優はなつの仕事を手伝おうと思って、キックジャガーのやられ役カマキリ怪人を描いていたのでした。しかも、パラパラとめくるとちゃんとアニメーションになっているという、4歳にしてなんという才能でしょう。
キックジャガーの絵を実際に描いたのは、スタジオジブリ出身のアニメーター・吉田健一さんで、優が描いたラクガキは吉田さんの娘さん(6歳)だそうです。ここで吉田さんが起用されたことにも驚きましたけど、優のラクガキを吉田さんの娘さんが描いていたことに、もっと驚きました(笑)。
そして、作中で登場する『キックジャガー』のアニメーションシーンでは、実際に1969~1971年にかけて放送された『タイガーマスク』で作画を担当していた大橋学さんが手掛けていました。
『なつぞら』は出演者からアニメーションスタッフの人選まで素晴らしいですね。

第131話「デビルマン」

第131話では、茜さんの家で遊んでいて家に帰りたくないと駄々をこねる優ちゃんから始まります。茜さんの娘の明子の誕生日を一緒に祝いたいから、家に帰りたくないと優に言われます。さらに、茜と一緒がいいと言われ、言葉を失うなつ。自身もよその家で育っただけに、その気持ちがわかってしまうようです。
その日の夜、優は茜さんの家で泊まることになったらしく、なつは布団の中で眠れずにいましたが、そこへ突然、電話が鳴り響きます。茜さんからの電話で、優がぐずっているので迎えに行くことになります。なつは、優と過ごす時間を増やすことを考えるのでした。
しかし、そんな考えとは裏腹に、なつは次の作品でも作画監督を頼まれてしまいます。その作品は、『魔界の番長』といって『デビルマン』を元ネタにしたと思われる作品。なつは、作品に乗り気ではないし、優との時間を大事にするため作画監督を断ろうとするのですが、結局引き受けてしまいました。

そして、仕上げ課にいたモモッチは、トレスマシンの導入によって自分のやってきた仕事が減っていくため、マコプロに移籍して色指定の仕事をすることになりました。どんどん東洋動画を辞めていってしまいますが、史実通りですね。

132話「たんぽぽ牛乳の誕生」

132話では、作画監督は引き受けたものの家族との時間を大事に過ごすなつ。子どもの頃に、自分が富士子さんから掛けられた言葉を、そのまんま優にいうなつが印象的です。茜さんのところは2人目ができたので、現在の優は咲太郎のところで預かってもらっています。
夕見子が東京にやってきて、なつの家に顔を出しました。農協で販売している「たんぽぽ牛乳」を東京に売り込みに来たのです。しかし、この仕事が終わったら夕見子は農協を辞めるとのこと。観光客が増え、雪月が忙しくなったので、そちらに専念して雪月をもっと大きくするようです。これは、ゆくゆくは社長に就任して、雪月が北海道を代表する製菓メーカーになりますね。

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