宮崎駿監督の長編アニメーション初監督作品『ルパン三世 カリオストロの城』がデジタルリマスター版で、5月9日より全国公開されることが明かされました。
35年の時を経て、鮮やかな色とクリアで迫力ある5.1chサラウンドに対応した音で、スクリーンによみがえります。



これまでに何度もテレビ放映されている同作だが、劇場の大スクリーンで観たことがあるという人はさすがに少ないはず。今回公開されるのは3年という異例の期間を費やしたデジタルリマスター版で、初公開時そのままの鮮やかな映像美と迫力満点のサウンドが楽しめる。

また、ルパン役の山田康雄をはじめ、次元役の小林清志、五ェ門役の井上真樹夫、不二子役の増山江威子、銭形役の納谷悟朗など、「ルパン三世」ファンになじみ深い声優陣の演技を大スクリーンで堪能できる数少ないチャンスでもある。ほかに石田太郎、永井一郎といった声優も出演しており、今となっては彼らが一堂に会した巡り合わせに胸を打たれるファンも多いに違いない。

初公開から35年の今年は、小栗旬主演の実写映画『ルパン三世』などが公開されるルパンイヤー。その先陣を切る『ルパン三世 カリオストロの城』は日本アニメーション界の金字塔にして、不朽の名作との呼び声も高い。この機会にぜひ劇場で観ておきたい一作だ。

 

作品情報

1979年に公開され35年。日本アニメの大傑作として現在もなお愛され続けている『ルパン三世 カリオストロの城』。
「ルパン三世 テレビシリーズ」にも出演として携わり、当時テレビアニメ界で活躍していた宮崎駿氏の初監督作としてもしられるこの作品。
しかも当時のアニメ映画としては破格の5億円を費やして製作されたと言う超大作だ。
最大のポイントは、今もなお続く「ルパン三世」シリーズの方向性を決定づけたことにある。

それまでテレビシリーズで描かれたルパンは、殺人だけはしないもののいわざ大泥棒の悪人で、盗みの鮮やかさを見せるのが売りだった。
だが、この作品でのルパンは、当時の宮崎監督のコメントから見えてくる。

 

宮崎駿の言葉

ルパンは二重性をもっています。バカ騒ぎやって笑わせてくれるのは彼の光の部分。
むしろ機能と言っていいのですが、その側面しか見ないとしたら、ルパンは誇大妄想の精神病者にすぎません。
光を支える陰とも言うべきルパンの真情が垣間見えたとき、ルパンは初めて魅力ある人物として理解できます。
ルパンの行動の根源はなんでしょう。金とか宝石は見せかけです。
多分彼の心の底には、人を窒息させる社会のカラクリへの怒りがうずまいてるのでしょう。
けれどルパンはそれらの大義名分からさえ自由なのです。

ルパン三世 カリオストロの城
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