なつぞらNHK連続テレビ小説『なつぞら』の第4話が放送され、草刈正雄さんが演じる柴田泰樹の言葉に涙する視聴者が続出しています。
第4話は、泰樹おんじに連れられ、奥原なつは帯広の闇市にやってきました。泰樹は、両親を亡くして戦後の東京で必死に生き抜き、兄弟と離れて北海道にやってきたなつの境遇を知ります。



そして2人が向かったのは菓子屋・雪月。なつと泰樹は、自分たちが持って行った牛乳とタマゴで雪之助が作ってくれたアイスクリームを食べ、泰樹がなつに静かに語りかけるという、印象的なシーンがあります。

なつぞら

泰樹おんじ:
それは、おまえが搾った牛乳から生まれたものだ。よく味わえ。ちゃんと働けば、ちゃんといつか報われる日が来る。報われなければ、働き方が悪いか、働かせる者が悪いんだ。そんなとこはとっとと逃げ出しゃいいんだ。
だが、一番悪いのは、人が何とかしてくれると思って生きることじゃ。人は人をアテにする者を助けたりはせん。逆に自分の力を信じて働いていれば、きっと誰かが助けてくれるのだ。
おまえはこの数日、本当によく働いた。そのアイスクリームは、おまえの力で得たものだ。おまえなら、大丈夫だ。だから、もう無理に笑うことはない。謝ることもない。おまえは堂々としてろ。堂々と、ここで生きろ。

その言葉に、アイスクリームを食べながら涙するなつ。このシーンは、『千と千尋の神隠し』でハクが握ったおにぎりを食べて泣く千尋をオマージュしていると思われます。
それから、『赤毛のアン』でアン・シャーリーがピクニックでアイスクリームを初めて食べるというエピソードや、『母をたずねて三千里』のアイスクリームを売り歩くというエピソードも思い起こさせますね。

帰りは、ニコニコ顔で荷馬車に乗るなつ。荷台には、たくさんのミルク便。第3話の神妙な面持ちの荷馬車シーンと違って、こちらはもう『フランダースの犬』と『赤毛のアン』のマシュウとアンをオマージュしていると確信できました。

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