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「コクリコ坂から」が第36回トロント国際映画祭に出品

第36回トロント国際映画祭のContemporary World Cinema部門のラインナップが発表され、「コクリコ坂から」が出品されることがわかりました。

各部門に出品された作品の中から、市民投票で決定する観客賞The People’s Choice Awardは、アカデミー賞の前哨戦ともいわれており、「コクリコ坂から」の評価にも注目が集まっています。



宮崎駿:世界で最も偉大なアニメーター 被災地で上映会

CNNが宮崎駿監督を紹介

(CNN) 日本のアニメ作家、宮崎駿氏(70)は世界で最も偉大なアニメ制作者であり日本のポップカルチャーの象徴だと世界の多くの人々から評されている。

2002年、宮崎氏の代表作の1つである「千と千尋の神隠し」が世界中の映画館で上映された。同作品は日本国内の映画興行成績の記録を塗り替え、宮崎氏に米アカデミー賞長編アニメ賞をもたらした。

宮崎氏は1985年にアニメーション制作会社スタジオジブリを設立して以来、自然界をテーマにしたファンタジーと環境保護やフェミニズムといったよりシリアスなテーマを融合した18の長編アニメ映画を制作している。

2008年の作品「崖の上のポニョ」には大津波のシーンが含まれている。宮崎氏は作品の中で自然災害を描くことについて、自分は災害を予言する破滅論者ではなく、人生のはかなさを浮き彫りにする現実主義者だと語る。宮崎氏は震災後、東北の被災地に4カ月間滞在し、地元の子どもたちのために自作品の上映会を開催した。

宮崎氏がアニメを制作する際の細部へのこだわりや、良い作品を作るために努力を惜しまぬ姿勢は、米アニメ制作会社ピクサーのジョン・ラセター氏や、「ウォレスとグルミット」シリーズで知られる英アニメーター、ニック・パーク氏など、同時期に活躍する世界のアニメ制作者たちからも称賛されている。

しかし宮崎氏は、アニメーターたちが絵を1枚ずつ手描きし、コンピューターグラフィック(CG)をあまり使わないスタジオジブリのような制作会社は廃れる運命にあると考えている。自分たちは絶滅種かもしれない、と自嘲気味に語る宮崎氏だが、今後も手描きにこだわり続けるという。

宮崎駿氏が震災後、東北の被災地に訪問し、
地元の子どもたちのために自作品の上映会を開催した。

 

世界で最も偉大なアニメ制作者であり、
日本のポップカルチャーの象徴だと、世界で評されている宮崎駿氏。
CNNとのインタビューの様子

宮崎駿:世界で最も偉大なアニメーター 被災地で上映会
http://www.cnn.co.jp/showbiz/30003704.html

宮崎駿監督の新作は自伝!鈴木敏夫プロデューサーがイベントで明かす

宮崎駿監督の次回作が、本人の自伝であることが発表されました。
監督の少年時代を描くのか、それとも東映動画入社したてからを描くのでしょうか。注目です。

3日、「フレデリック・バック展」を開催中の東京都現代美術館にて行われたトークイベント「話をする二人」で、鈴木敏夫プロデューサーが、宮崎駿監督の新作が自伝になることを明かした。

 この日のイベントで、“舌”好調で映画『千と千尋の神隠し』『ハウルの動く城』などの制作秘話を明かした鈴木プロデューサーは、200名の観客を前に「宮崎駿監督の新作は自伝になる」と発表し、観客を驚かせた。スタジオジブリによると、「鈴木プロデューサーの突然の発表にはスタッフも驚いており、鈴木プロデューサーがイベントで語ったこと以上に現時点で発表できることは何もない」とのこと。しかし、もちろん新作も、アニメーションになることは認めており、“宮崎駿監督の自伝アニメーション”の制作が進んでいることは間違いないようだ。

宮崎吾朗、『コクリコ坂から』を語る

週プレNEWSによる、宮崎吾朗監督のインタビューが公開されました。

――今回、監督第2作を引き受けるにあたって、「どうしても映画という仕事をやっていきたい」という力強い言葉が監督のほうからあったそうですが。

「……それ、プロデューサーの捏造です」

――えぇ!? あのジブリの名物プロデューサー、鈴木(敏夫)さんの?

「はい。あの人は事実を捏造する天才なので(笑)。確か、『ゲド戦記』をつくり終わってからすぐ、『次はどうする?』って聞かれたんですね。そのときは、“やる”とも“やらない”ともはっきり答えられなかったんです。僕としては、まだアニメ監督でやっていけるのか自信もなかったし、かといって、もうジブリ美術館には戻れなかったので」
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スタジオジブリに入社したドワンゴの川上量生氏が語るスタジオジブリとは

ゲーム情報サイトの「4Gamer」にて、スタジオジブリでプロデューサー見習い中の、ドワンゴ代表取締役会長の川上量生さんへのインタビューが公開されました。

独創的な発想をもった川上氏が、スタジオジブリに入り、鈴木敏夫のもとで何を見て何を学んでいるのか、たいへんためになるインタビューだと思います。
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ジブリの原風景 江戸東京たてもの園

ずいぶん前から、行きたいと思っていた、「江戸東京たてもの園」にようやく行ってきました。
宮崎駿監督が、千と千尋の世界を作るときに参考にしたことで有名な場所ですね。
江戸時代から、昭和初期に作られた、文化的価値のたかい建造物が移築されていて、言ってみれば江戸時代にタイムスリップできるテーマパークのようでもあります。もちろん、乗り物や派手な装飾があるわけじゃあないけれど、まるで千と千尋の世界に入り込んだような街並みがあります。

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ジブリ最新作は宮崎吾朗監督『コクリコ坂から』

スタジオジブリの最新作が、発表されました。
次回作は、宮崎吾朗監督の『コクリコ坂から』だそうです。

『コクリコ坂から』公式サイト

「コクリコ坂から」は、「なかよし」(講談社刊)で1980年1~8月号に連載されていた高橋千鶴・佐山哲郎(原作)の少女漫画が原作。平凡な女子高生の小松崎海が、新聞部の風間俊や生徒会長の水沼史郎のペースに巻き込まれながら、ドタバタな日常生活をおくる姿を描く。笑いあり、涙ありの内容で、駿監督が長年にわたって推薦していたことでも知られている。

「コクリコ坂から」は、2011年夏に全国で公開。

宮崎駿監督が、『コクリコ坂から』について、企画のための覚書を発表しています。

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宮崎駿監督が選んだ少年文庫フェア

全国の協力書店で「宮崎駿監督が選んだ少年文庫フェア」がはじまりました
岩波少年文庫壮観60周年記念
「宮崎駿監督が選んだ少年文庫フェア」が本日以降、全国の協力書店で開催されます。

岩波少年文庫を2冊以上お買い上げの方に、ミニ・ブック「岩波少年文庫の50冊」をプレゼント。(ミニ・ブックプレゼントは店舗でなくなり次第終了です。数に限りがあります)

フェア実施中の本屋さん、および、対象商品は、公式ページでお探し下さい。
http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/shobun-miya/index.html

鈴木敏夫の講演会

お台場の日本未来科学館で開催されていた、デジタルコンテンツEXPOに行ってきました。
なんの催しなのかというと、デジタルコンテンツ分野で活躍するクリエータや企業などが集って、技術を見せ合う交流会のようなものです。
現在の先端技術が集結するだけあって、面白いものがたくさんありました。20世紀初頭から、ついこないだまで未来のものとしてSF映画や漫画で描かれていたようなものが、もうすでに実現しつつあって、これまで想像されてきた未来に着実に歩んでいるんだな、と印象付けられました。

僕はそういった現代の先端技術だけを見に行ったわけではなくって、ほんとうの目的は、鈴木敏夫さんの講演会。今回、鈴木敏夫さんは、ASIAGRAPH 2010 創(つむぎ)賞を受賞されて、記念講演が行われたのでした。
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パン種とタマゴ姫 11月20日より公開

先日放送された「プロフェッショナル 仕事の流儀」でも紹介された「パン種とタマゴ姫」は、11月20日よりジブリ美術館にて公開されます。
クリスマス装飾で彩られる時期も含めて、長期間公開されるそうなので、見に行ってみては如何でしょう。

ジブリ美術館
http://www.ghibli-museum.jp/



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