松任谷由実氏の『ひこうき雲』が、『風立ちぬ』の主題歌に起用されたことを記念して、特別企画盤「ユーミン×スタジオジブリ 40周年記念盤 ひこうき雲/荒井由実」の発売が決まりました。
パッケージが、絵本になっていて、宮崎駿監督がユーミンに贈った18枚のイラストが使用されているそうです。
商品は、限定生産で2種類「LP+CD+DVD」と「CD+DVD」をリリース。
LP+CD+DVDセットは、8月14日発売、価格は税込1万500円。
CD+DVDセットは、7月31日発売、価格は税込6980円。



「ひこうき雲」は、1973年にリリースされたユーミンのファーストアルバム「ひこうき雲」の表題曲。スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーが、昨年発売された松任谷由実40周年記念ベスト「日本の恋と、ユーミンと。」に収録された同楽曲を宮崎監督に聞かせてみたところ、「これ、主題歌だよ。ぴったりだね」と賞賛したという。そこで鈴木プロデューサーは、昨年12月に行われた「魔女の宅急便」ブルーレイ発売記念のトークライブ壇上で、ユーミンに公開オファー。ユーミンはその場で快諾し、ジブリとユーミンのコラボが再び実現した。ユーミンの、ジブリ映画への楽曲提供は、「魔女の宅急便」(1989年)の「やさしさに包まれたなら」「ルージュの伝言」以来、約24年ぶり。

絵本使用のパッケージは、映画「風立ちぬ」で描かれた背景画と、宮崎監督がユーミンに贈った18枚のイラストで構成されている。スタジオジブリが背景画をほかのアーティストに提供して絵本を作るのは初めて。この新たなコラボレーションについて、ユーミンは、「楽曲1曲1曲の世界観と背景ががリンクしていて、絵の世界に自分の視点で入っていける不思議な感覚。見るというよりもぜひ体感してほしい」とコメントした。