16日に地上波初放送された、『借りぐらしのアリエッティ』の平均視聴率が16.5%(関東地区)の高視聴率を記録したことが発表されました。
9日放送の『天空の城ラピュタ』の15.9%を越える視聴率となりました。
過去の、宮崎・ジブリ作品の地上波初放送を、高視聴率順に並べてみました。
今回の『アリエッティ』は、『ナウシカ』と同じ視聴率ですね。
この中では、あまり高い方じゃないですけども、時代を考えれば健闘したほうでしょうか。
宮崎・ジブリ作品 初回放送の視聴率
千と千尋の神隠し – 46.9%
2003年1月24日放送
もののけ姫 – 35.1%
1999年1月22日放送
ハウルの動く城 – 32.9%
2006年7月21日放送
崖の上のポニョ – 29.8%
2010年2月5日放送
魔女の宅急便 – 24.4%
1990年10月5日放送
となりのトトロ – 21.4%
1989年4月28日放送
カリオストロの城 – 21.2%
1980年12月17日放送
紅の豚 – 20.9%
1993年10月15日放送
火垂るの墓 – 20.9%
1989年8月11日放送
平成狸合戦ぽんぽこ – 19.2%
1995年10日6日放送
耳をすませば – 18.5%
1996年10月11日放送
おもひでぽろぽろ – 18.3%
1992年10月9日放送
猫の恩返し – 17.5%
2005年8月26日放送
借りぐらしのアリエッティ – 16.5%
2011年12月16日放送
風の谷のナウシカ – 16.5%
1985年4月5日放送
ゲド戦記 – 16.4%
2008年7月11日放送
天空の城ラピュタ – 12.2%
1988年4月2日放送
となりの山田くん – 9.9%
2000年10月13日放送

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2011年12月21日 at 2:09 PM
僕は、ジブリのネームバリューの低下が深刻だと思いますけどね。非宮崎作品としても初回放送にもかかわらず、20年以上も前の作品と数字が大して変わらないし、宮崎駿作品でさえ、テレビ放送の初回視聴率や劇場の興行収入が下がり続けている。
今度の新作のプロモーションで、また近年のように「宮崎作品だから直前までイラスト1枚で」というような手法を取れば、興行収入は更に減少するでしょう。この大不況も重なって。
テレビ離れが進んでいるなんてマスコミが言うと、納得してしまいがちですが、ドラマやサッカー中継がすごい数字を獲るのを考えると、やっぱり観たいと思わせる作品は、録画しようが、ネット配信があろうが、テレビで生で観ているということでしょう。