西遊記 ヒーロー・イズ・バック中国で大ヒットした3DCGアニメ『西遊記 ヒーロー・イズ・バック』が、2018年1月13日より公開されることが決まりました。日本語吹き替え版の監修は、宮崎吾朗さんが務めています。
本作は、中国で約192億円の興行収入を記録しており、現代に復活した孫悟空の活躍を描く、アクションアドベンチャー大作。



20年以上にわたり3Dアニメの制作に携わってきたティエン・シャオポンさんが監督を務め、宮崎吾朗さんが日本語吹替版制作の監修を担当しました。

本作の日本公開に差し当たり、シャオポン監督と宮崎吾朗さんが、それぞれコメントを発表しています。

ティエン・シャオポン コメント
中国の「西遊記」のファンは、長く赤いマントを首に巻き裾をたなびかせている悟空の姿を愛しています。この紅の布が日中両国の映画ファンの心をつなぐような絆になることを願っています。文化を結び、情感を結び、国境を越えて、アニメを愛する心を結びますように。

宮崎吾朗 コメント
生まれて初めて観た中国の3DCGアニメーション映画、「西遊記之大聖帰来」。それは、驚くほど面白かった。僕は目からウロコが何枚も落ちた。見慣れた日本や米国のCGアニメーションとは一味違うキャラクターのデザインや独特な色彩、カンフーのようなアクション等々。僕は画面からあふれてくる、「アニメーション映画をつくりたい!」という作り手の熱気に圧倒された。この日本語吹替版が、原語版の魅力を損ねず、日本の観客への橋渡しとなりますように。今はそれを願うばかり。この場をお借りして、日本語吹替版に力を貸して下さった皆さんに感謝を。そして、僕に大事な作品の吹替を任せてくれた、無口で熱い男、田監督に感謝です。