『山賊の娘ローニャ』宮崎吾朗先日行われた『山賊の娘ローニャ』の完成試写会にて、宮崎吾朗監督、川上量生プロデューサー、有吉伸人エグゼクティブプロデューサー、声の出演の白石晴香、宇山玲加が登壇し、作品への思いを語りました。
『山賊の娘ローニャ』は、『長くつ下のピッピ』などで知られるアスリッド・リンドグレーンの児童文学をアニメ化した、宮崎監督の初テレビアニメシリーズ。オープニング曲は、宮崎監督が作詞を手がけ、『コクリコ坂から』でも音楽を担当した谷山浩子作曲、武部聡志編曲による楽曲を手嶌葵が歌います。



かつてないスケールで作られたTVアニメシリーズ

有吉:
NHKのアニメ制作の歴史の中で、かつてないスケールで制作しています。監督のクオリティーに対するこだわりのため、放送開始時には全26話が完成している予定でしたが、現在3話までしか完成していません。それだけ、監督・スタッフとも力を注いでいて、画のクオリティーはテレビアニメの枠を超えた作品になったと思います。

川上:
原作の許諾を取るためスウェーデンに行った際、向こうでも(宮崎)吾朗監督による映像化が話題になっており、期待されている作品だと感じました。この作品はCGで作成しているので、モデルを一旦作ってしまえば動かし方のノウハウなどが向上し、クオリティーが落ちることはないと思います。心配があるとしたら、完成するかどうかという問題ですかね(笑)。

白石:
「山賊の娘ローニャ」は、たくさんの人の愛が詰まっている作品になっていると思うので、作品に携われてうれしいです。私も幼いころはわんぱくだったので、明るく元気なローニャと似ていると思います。なので、自然に演技できているのかも。ぜひ、多くの方に見ていただき、子供たちが大人になっても心に残っている作品にしたいです。

宇山:
今までアニメの仕事の経験は少なく、男の子役は初めてなので、共演者の方の演技を見て勉強させていただいています。ビルクは思慮深い性格ということですが、ローニャと同じように山賊の息子なので、わんぱくな部分を出すのに苦労しています。監督・スタッフにご指導いただきながら、ビルクと共に成長していきたいと思います。

宮崎:
この作品は父と娘の関係、兄妹ともいえるビルクとの関係からローニャが成長していく物語です。ですが、子供、親、祖父のような存在であるキャラクターの3世代にわたる視点で描かれる家族の物語ともいえます。オープニング曲は必要に迫られた段階で「どうしよう。とりあえず、自分で詞を書いて谷山浩子さんに曲をつけてもらっちゃおう」となって。それから、誰に歌ってもらおうかとなって、(手嶌)葵ちゃんしか浮かばなかった(笑)。仕上がってみたら、葵ちゃんの新しい一面が見られる曲になったと思います。

 

原作『山賊のむすめローニャ』

落雷でまっぷたつになった古城に、2組の山賊たちが住んでいた。
片方の首領にはひとり娘のローニャがおり、もう一方にはひとり息子のビルクがいた。親も山賊たちもいつも反目し争っていたが、子どもたちは兄妹のように仲よくなった。やがて2人は家出をして…。
北国の自然を背景に親と子、少年と少女の愛情を描いた物語。

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