レッドタートル ある島の物語アニメーション界のアカデミー賞とも言われるアニー賞が、アメリカ・ロサンゼルスで発表されました。
長編アニメ賞インディペンデント部門で、マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット監督の『レッドタートル ある島の物語』が受賞しました。同作は、スタジオジブリ初の海外共同作品です。



アニー賞のインディペンデント作品賞は、アメリカでの上映館数が1000館未満の作品、もしくは国際アニメーションフィルム協会(ASIFA)が公認している、世界4大アニメーション映画祭での作品賞受賞作を対象として設立された部門です。

授賞式でヴィット監督は、同作品のアーティスティック・プロデューサーとして参加した高畑勲さんや、鈴木敏夫プロデューサーの名を挙げ、感謝の意を示しました。

同部門では日本から『君の名は。』と『百日紅 Miss HOKUSAI』が候補になっていましたが、受賞を逃しています。

また、今月26日に発表されるアカデミー賞では、『レッドタートル ある島の物語』が長編アニメーション賞の候補になっており、アニー賞の長編アニメ部門の作品賞はディズニーの『ズートピア』が受賞し、アカデミー賞の有力候補にもなっています。