スタジオジブリでプロデューサー見習いをしている川上量生さんが作った通信制高校「学校法人角川ドワンゴ学園N高等学校」について書かれた書籍、『ネットの高校、はじめました。 新設校「N高」の教育革命』が発売されています。
2016年4月の開校初年度から2000人を超える生徒が入学し、「日経ビジネス」誌をはじめ多くの媒体で取り上げられました。
中高生の不登校が社会問題化し、学びの多様化が叫ばれる中、N高が目指す教育革命とは何か。実際に通う生徒やその親にインタビューを重ね、またカドカワの川上量生代表取締役社長の思いや狙いなども収録されています。
本校は、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーが理事に就任したことでも話題となりました。また、本書の題字を鈴木さんが担当しています。
川上量生(カドカワ株式会社代表取締役社長/学校法人角川ドワンゴ学園理事)メッセージ
昨年、KADOKAWA・ドワンゴグループが協同で開設したネットの高校「N高等学校」は、今年の4月に初年度の2倍近い2002人の新入生を迎え、無事に2年目をスタートすることができました。新設の通信制高校としては異例のスピードだということです。
全日制普通高校に行けない生徒の受け皿としての通信制高校ではなく、全日制高校と比較した上で生徒に選択される未来の「ネットの高校」を作るんだという僕らの決意。そういった理念が、世の中の多くのみなさまに評価いただき、見えない多くの支援の力をいただいたおかげだと、深く感謝する次第です。
このたび、僕らのN高校の開校までの苦労と、その後の悪戦苦闘の最初の1年間を取材していただいた本が発売されることになりました。
教育という人間の一生を左右する分野において、新しいチャレンジが世の中に認められるには非常に時間がかかることでしょう。
僕らが挑戦しているN高校という小さな革命が、教育の世界にたてたさざなみが広がり、少しでも大きな波をつくる一助に、この本がなればと願っています。
ネットの高校、はじめました。 新設校「N高」の教育革命 学びの多様化が叫ばれる中、既存の教育業界に一石を投じるN高が目指す教育革命とは? |