思い出のマーニー第88回アカデミー賞長編アニメ映画賞にノミネートされている米林宏昌監督が、ロサンゼルスで行われた同部門の候補者が集まるQ&Aイベントに出席し、ノミネートの喜びと次回作について語りました。
日本作品が同部門にノミネートされるのは、『風立ちぬ』、『かぐや姫の物語』に続く、3年連続の候補入り。米林監督は、この栄誉について「光栄なことです」と感慨深げ。



同作のほかには、ディズニー・ピクサーの『インサイド・ヘッド』をはじめ、イギリスの人気テレビシリーズ初の劇場版『映画ひつじのショーン ~バック・トゥ・ザ・ホーム~』、『エターナル・サンシャイン 』の脚本家チャーリー・カウフマンらが監督を務めた『アノマリサ』、ブラジルの『父を探して』が長編アニメ映画賞にノミネートされています。

米林監督は、ロサンゼルスで行われたQ&Aイベントで「思春期のころの、居場所がなくて迷っている自分を今も持っている人って結構いるのではないか。そんな大人と子供の狭間みたいな気持ちをアニメーションで描けたらいいなと思った。アメリカの方であっても、思春期の心の揺れや中身っていうものは、日本と同じものなんだなと。特に『マーニー』は命のつながりの物語。日本の方であろうとも外国の方であろうとも、それは同じように心に響くんじゃないかと、今回確認できました」とノミネートの手応えを語りました。

現在は、ジブリを離れ、西村プロデューサーと共に次回作を企画しており、「小さい男の子や女の子のための作品。僕の息子が今8歳で、公開するときにちょうど9歳か10歳になっているので、彼らに喜んでもらえるものを作りたい」と笑顔。「心の中を描きつつも、アクションのあるファンタジー」になるといい、西村プロデューサーとのアカデミー賞再訪について、「今作っている作品で来たいと思っています」と意欲を見せました。


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