熱風7月号の過激なiPad批判が、海外でも話題になっているようです。
以下は海外読者の反応。

・テクノボーイにこんなの紹介したら対決モードになっちゃうよ。アーミッシュの大会で「神はない」と言うようなもの。

・自分の尊敬する誰かが、現在より過去を良しとするのは、いつ見ても悲しいものだ。

・つまりなんだ、この(才能ある)ラッダイトはiPadが嫌いなわけね。iPadにとっては褒め言葉に取れる。

・思うに問題は…「全員が全員Miyazakiみたいに才能あるわけじゃない」のはそうだけど、そういう「消費者」がいるお陰でMiyazakiのスタジオは生きてられんだから、そこんとこMiyazakiも気づかないと、っていうところだろ。

・そういう人だからしょうがない。こうやってイラスト何枚か見ただけでイラストレーターのことズタズタに侮辱する人だから。

・アニメ・漫画なんて概して落ち目のアート、暇つぶしだと思うが、僕は太ももの描き方ひとつで、死ねとまでは言わない。毎秒20コマじゃ、脳みそが動画と認識する必要なコマ数にも満たないし。太もものアングルひとつ気に入らないから死んじまった方がいいと思い続けるのは彼の自由さ。西欧の俺みたいな若いアニメーターが言うことより、ずっと正しいのかもね。

・ 10年前だったらテクノフォービアで片付けただろうけど、今は彼の洞察を賛辞してしまう。消費するだけの生活がクリエイティビティとイノベーションを破壊するという彼は、本当に正しい。

・Miyazakiも彼の作品も好きだけど、iPad持ってて、それと携帯は公共交通機関(日本じゃないけど)で使ってますが、「気色悪い」とは全然思いません。持ってない人が意見すべきじゃないと思います。外からよく分かりもしないで侮辱したんでは、自分の信用を落とすだけです。

・スティーブ・ジョブズはディスニーの筆頭株主で、ディズニーはMiyazakiの米国内配給会社なんだが…

・iPadで絵が描けるの知ってるのかな…。

・「誰でも宮崎ほど才能あるわけじゃない」かもしれないけど、たぶんみんなが気持ち空っぽの消費者をやめたら、彼みたいになれる人は増えるのかも。僕もゲーム・映画・TVは好きだけど、それ抜きの時の方が沢山のこと実行できるし、物事を変えることができてるよ。