なつぞら『なつぞら』最終週の第26週は、多忙を極める坂場家の生活から始まり、『大草原の少女ソラ』の最終回を経て、北海道で過ごす休暇で大団円を迎えます。
これまで家族のいなかった千遥にも新しい家族ができ、3兄妹揃って仕事は上々だし、この先迎えるアニメーションと声優ブームを匂わせるナレーションもあって、明るい未来を感じさせた爽やかな終わり方でした。



第151話「優が入学」

第151話では、優が小学校に入学し、坂場家では富士子さんが面倒をみてくれるという生活が続きます。
一方、アニメーションの『大草原の少女ソラ』は放送から半年が経ち、徐々に人気番組になっていきました。マコプロでは、皆寝不足と疲労と闘いながら必死に制作をしていきます。なつが十勝で過ごした日々の経験が活かされ、アニメーションに反映されていきます。それを観て涙する泰樹おんじが印象的でした。『なつぞら』最終週の1日目にして、エンディングが迫っているのを感じる出だしです。

第152話「ソラの最終回」

第152話では、『大草原の少女ソラ』を見て感動する泰樹おんじからスタートします。一方、アニメーション制作の現場は多忙を極めていました。スケジュールが迫っているなか、外注先の原画回収しているところで転んで、原画を水溜りに落としてお釈迦にしてしまいます。もう外注にも頼めない状況となり、マコプロ一同で描き直すことになります。落胆する中、なつは「みんな腕が上がっているので、質を落とさずに描き直せる」と周りを鼓舞します。
なつは徹夜で作業をし、朝には家に帰ってきたものの、また会社に行くという生活を続けます。そして、いよいよ『大草原の少女ソラ』も最終回を迎えます。

第153話「ミルコス社長の大泉洋」

第153話では、ついに『大草原の少女ソラ』が最終回を迎えます。打ち上げパーティーにやってきたスポンサーのミルコス社長は、大泉洋さんが演じていました。これにて、北海道出身の演劇ユニットTEAM NACSのメンバーは、全員『なつぞら』に出演となりました。
そして、茜ちゃんに振られ、結婚相手のいなかった神っちですが、モモッチと良い感じになっており、なにやら結婚することになったようです。
仕事も一段落して休暇を迎えた坂場家と千遥たちは、北海道で休日を過ごすことになります。

第154話「北海道で休暇」

第154話では、優や千夏ちゃんも牛の乳しぼりを体験したり、雪月でスイーツを食べたりと、北海道を満喫します。柴田牧場ではアイスクリーム屋を始め、雪月では雪次郎が店を切り盛りし、大繁盛となって安泰です。一方、泰樹おんじは90歳を超えて、身体が弱ってきたのが印象的でした。
夜になり、かつての子供部屋で一緒に布団を並べるなつと千遥たち。これまで2人がどうやって生きてきたかをお互いに話します。それを風呂上がりに、廊下で聞いているイッキュウさん。『火垂るの墓』を作りだしそうです。

第155話「嵐で停電」

第155話では、北海道に嵐が来て、電気が通らなくなってしまいます。柴田牧場では、既に機械を使って搾乳を行なうようになっていたため、これは一大事です。搾乳が送れると、牛たちは乳房炎を起こしてしまうかもしれません。そこで、柴田家一同は手で乳しぼりを行ないます。
9月に関東にきた台風被害では、千葉県に甚大な停電被害を起こし、酪農家の方たちも搾乳ができず、ほとんどの牛が乳房炎になったといいます。心が折れて廃業したという話も聞きますし、この柴田家で起きた停電は、図らずもタイムリーな出来事となりました。

第156話「たどり着いたコタン」

最終話では、回想を交えたエピローグ的な締めくくりとなりました。マコさんから北海道に電話がかかってきて、次の企画が動き出していると報告があります。マコさんは手に『CUORE(クオレ)』の本を持っていて、それは『母をたずねて三千里』の原作が収められた短編集。本作は、高畑勲さんが演出を務め、作画監督・キャラクターデザインを小田部羊一さん、作画監督補佐を奥山玲子さんが担当しました。

そして、最後にイッキュウさんは、いつかなつたちが過ごした戦争の話をアニメーション化したいと言います。それは、12年後に実現したというナレーションもありました。3兄妹になった『火垂るの墓』が作られたのかもしれませんね。

最後に、泰樹おんじが草原に寝そべって、ゆっくりと目をつぶるシーンは、どっちに解釈しても良い演出だと感じました。私は、お昼寝をしているだけだと思っています。

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