宮崎駿監督最大のヒット作品『千と千尋の神隠し』。奇妙奇天烈な八百万の神々を、日本の銭湯で接待するという、それこそ奇妙な物語。世界的にも大人気となっている本作ですが、キャバクラや風俗といった水商売が、本作のモチーフとなっています。
宮崎駿監督最大のヒット作品『千と千尋の神隠し』。奇妙奇天烈な八百万の神々を、日本の銭湯で接待するという、それこそ奇妙な物語。世界的にも大人気となっている本作ですが、キャバクラや風俗といった水商売が、本作のモチーフとなっています。
宮崎駿監督の最大のヒット作品『千と千尋の神隠し』。本作に登場した印象深いキャラクターといえば、湯婆婆がいます。そして、その姉に、まったく同じ姿形をした双子の銭婆がいます。
なぜこの姉妹は、双子という設定になったのでしょうか。物語の上では、双子である必要性はありません。むしろ、まったく別の姿の婆がいたほうが、わかりやすさがあったかもしれません。
森田宏幸監督の『猫の恩返し』が、「金曜ロードSHOW!」で放送されます。2013年1月以来、3年半ぶり。2回目の放送となります。
ということで、例によって例のごとく、テレビ放送に合わせまして、『猫の恩返し』の豆知識を集めてみました。
『紅の豚』には、プロデューサーである鈴木敏夫さんが提案したラストシーンがあります。
実現していないので、幻のラストシーンなのですが、それは作品のイメージとは若干離れたものでした。
2012年にニコ生で行なわれた、押井守×鈴木敏夫×川上量生の三者対談で語られました。
宮崎駿監督作品『紅の豚』の主人公ポルコ・ロッソは豚の姿になっています。劇中で、ジーナの台詞によって、魔法によって豚になっていることが示されていますが、豚となった理由までは明かされていません。
いろいろ紐解くヒントはあるものの、作者である宮崎監督が考えている理由はどういったものでしょうか。
『紅の豚』の主人公、ポルコ・ロッソは魔法で豚になってはいるものの、ダンディなカッコ良さを醸し出していますね。
若くてかわいいフィオに、大人の女性のジーナを側につけ、結婚相手に困ることはなさそうに思えます。が、しかし、そこまでモテる男ではなく、結婚対象として下位にいたようです。
宮崎駿監督の『となりのトトロ』の時代設定は、昭和30年代初頭と語られることが多いですが、ほんとうは昭和28年(1953)の設定です。
昭和30年代説が広まったのは、おそらく宮崎監督が初期の構想段階で、昭和30年代を想定していたことが発端となっているようです。
『となりのトトロ』で冒頭に、草壁家が引っ越してくる和洋折衷の家。既に、経年劣化を感じさせる建物となっていて、先代に住んでいた人の生活感を感じさせます。
草壁家が引っ越す前は、いったいどのような人が住んでいた家なのでしょうか。
高畑勲監督といえば、徹底的に調べつくしてディテールに拘ることで有名ですね。
『おもひでぽろぽろ』でも、紅花作りのシーンを作るにあたり、現地に赴き取材を重ねたそうですが、それだけでは飽き足らず、日本中の紅花作りに関する本を読破したといいます。
高畑勲監督の『おもひでぽろぽろ』で、主人公・タエ子とトシオのキャラクターは、声優を務めた今井美樹さんと柳場敏郎さんがモデルになっていることは有名ですね。
しかし、声優のキャスティングが先行でモデルとなったわけではありません。先に、二人をモデルにキャラクター設計をし、後に声優を務めることが決まりました。