Category: ジブリ話 (page 66 of 66)

トトロの住む家こと「Aさんの庭」 ~宮崎駿がデザインした公園~

阿佐ヶ谷にある、「トトロの住む家」の跡地、「Aさんの庭」という公園を見てきました。
この公園って、数年前までは公園ではなくって、昭和初期に建てられた木造平屋の洋風住宅があった場所なんです。
茂った庭木に埋もれて、ひっそりとしたたたずまいを、宮崎駿監督は、著書の「トトロの住む家」で、「トトロが喜んで住みそうな懐かしい家」として紹介しておりました。
当時としては、非常にモダンでおしゃれな家だったようです。「となりのトトロ」のさつきとメイの家は、この家からインスピレーションを得ていたのだと思います。
しかし、その家は、2009年2月14日に放火によって焼失。その後、火災を知った宮崎駿監督が、杉並区へ公園のデザイン提案を申し出たとこから、今年の7月に公園としてオープンされました。

トトロの住む家(Aさんの庭)
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宮崎駿が選んだ50冊の直筆推薦文展を見る

池袋にて開催されている、「宮崎駿が選んだ50冊の直筆推薦文展」をちょっと覗いてきました。
岩波少年文庫の中から、50作品を宮崎駿さんにチョイスしてもらい、推薦文を書いてもらっているようです。
創刊60周年を記念した展示会なのだとか。発言力の高い人なだけに、本の価値も上がるし、マイナーな作品も世に広まるしで、なかなか良い企画ですね。
アリエッティの原作でもある、「床下の小人たち」も岩波文庫ですから、映画の宣伝も兼ねて行われた企画です。
アリエッティのイメージボードの原画も展示されていました。

岩波少年文庫 宮崎駿が選んだ50冊の直筆推薦文展

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「借りぐらしのアリエッティ」を観て、宮崎駿の凄さがよく分かった

「借りぐらしのアリエッティ」を観てきました。
ジブリ映画ということで、ある程度の期待と、宮崎駿監督ではないのでコケてもしょうがない、という気持ちを抱えながら観ました。

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熱風7月号「ぼくには、鉛筆と紙があればいい」

熱風 iPad

スタジオジブリ発行の 熱風 7月号にて、宮崎駿さんがiPadに痛烈な批判をしていると、ツイッター上で話題になっていたので、さっそく読んでみました。

確かに、言葉はかなりきついところはありますし、きっと、この内容には賛否あると思いますが、宮崎駿さんの言いたいことは、最後の一文の「あなたは消費者になってはいけない。生産する者になりなさい」ということ、なのかなと思いました。

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ポニョはこうして生まれた。 ~宮崎駿の思考過程~

先日、地上波放送されたポニョを観てから、自分のなかでポニョ熱が上がってしまい、翌日に「ポニョはこうして生まれた」のDVDを購入しました。
宮崎駿監督が、映画の構想を始めたところから密着したドキュメンタリDVDです。二年間にわたる密着で、収録時間はなんと、約12時間半。ぶっ通しで見続けると、一日終わります。
同じようなドキュメンタリで、「もののけ姫はこうして生まれた」がありますけども、もののけ姫のときは映画制作に密着していたのに対して、今回は宮崎駿ひとりに密着しています。つまり、作画スタッフの作業風景や、アフレコシーンなどはありません。まさに副題の「宮崎駿の思考過程」が垣間見れるドキュメンタリになっています。
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変化し続ける宮崎駿『崖の上のポニョ』観て思うこと

崖の上のポニョジブリの新作「借りぐらしのアリエッティ」は、2010年7月17日公開だそうです。
その告知のため、昨夜は「崖の上のポニョ」が地上波で初放送されました。
劇場でも観ましたけど、テレビ放映されるとなぜか観てしまうのがジブリ映画です。

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ジブリのドラマCD『雑想ノート』

雑想ノート CD

宮崎駿のイラストエッセイ「雑想ノート」に、ドラマCDがあるのをご存知でしょうか。

宮崎駿が、その豊富な知識と妄想で構築した超趣味的世界。
兵器と人間が織り成す、バカバカしい狂気の情熱を描いた、珍奇なる物語。

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