高畑勲監督といえば、徹底的に調べつくしてディテールに拘ることで有名ですね。
『おもひでぽろぽろ』でも、紅花作りのシーンを作るにあたり、現地に赴き取材を重ねたそうですが、それだけでは飽き足らず、日本中の紅花作りに関する本を読破したといいます。
高畑勲監督といえば、徹底的に調べつくしてディテールに拘ることで有名ですね。
『おもひでぽろぽろ』でも、紅花作りのシーンを作るにあたり、現地に赴き取材を重ねたそうですが、それだけでは飽き足らず、日本中の紅花作りに関する本を読破したといいます。
高畑勲監督の『おもひでぽろぽろ』で、主人公・タエ子とトシオのキャラクターは、声優を務めた今井美樹さんと柳場敏郎さんがモデルになっていることは有名ですね。
しかし、声優のキャスティングが先行でモデルとなったわけではありません。先に、二人をモデルにキャラクター設計をし、後に声優を務めることが決まりました。
『となりのトトロ』と『火垂るの墓』の同時上映が決まったとき、高畑勲監督と宮崎駿監督は、ひとりのアニメーターを取り合いました。それは、ジブリ設立以前から、両監督の厚い信頼を得ていた近藤喜文さん。
両者譲らないつばぜり合いの末、製作中止の危機にまで陥るほどの問題となったのでした。
スタジオジブリ作品というと、映画のモデルとなった場所が人気となって、観光地化してしまいますよね。
どの作品もモデル地が人気となりますが、なかでも一番人気は『耳をすませば』だと思います。ジブリ作品としては数少ない現代を舞台にした作品で、思春期でゆれる多感な中学生の日常を描いています。
押井守監督が、劇場版『ルパン三世』の監督を務める予定だったのをご存知でしょうか。
宮崎駿監督の『ルパン三世 カリオストロの城』公開から5年後の1984年。テレビシリーズ『ルパン三世 PartⅢ』の放映に伴ない、第3作目となる劇場版『ルパン三世』の製作が決定しました。
宮崎駿作品というと、少なくとも製作期間に2年を費やし、ウン十億という資金によって作られている印象がありますよね。
しかし、これだけ手間ひまをかけて作られるようになったのは、『もののけ姫』からの話です。それまでは、1年間の製作期間で作られた作品がほとんどでした。
現在大ヒットしている新海誠監督の『君の名は。』。本作で作画監督を務めている安藤雅司さんは、スタジオジブリで育ったことで有名です。
安藤さんは、リアルに描くことが得意で、快感原則に従いデフォルメさせる宮崎駿監督とは作風が対立することもあり、『千と千尋の神隠し』を最後に、スタジオジブリを退社しました。
先日、鈴木敏夫プロデューサーが出演した、「伊集院光とらじおと」を文字に起しました。
『レッドタートル ある島の物語』の宣伝のために出演したものですけども、例によって、まったく関係ない話題から突入して、高畑・宮崎両監督の話で盛り上がっています。
スタジオジブリ最新作『レッドタートル ある島の物語』で、オープニングに映し出される「スタジオジブリ作品」のトトロのロゴが、赤い背景になっています。通常は、青い背景ですけども、『巨神兵東京に現わる 劇場版』と同作のみ、赤い背景が使われています。
スタジオジブリ最新作『レッドタートル ある島の物語』が公開されることに先駆けて、同作の絵本が発売されました。
マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット監督の詩情あふれる長編アニメーションの絵本化です。同書は、作家の池澤夏樹さんが文章・構成を務めています。