ジブリ美術館 ガイドブック

オープンから二十余年が経ったジブリ美術館。近頃では絶版本も増えてしまい、書店で目にする機会もほとんど無いかもしれませんが、たくさんのガイドブックが存在します。



そもそも、いちばん最初に発売されたガイドブックは、書店向けのものではなくて、ローソン限定販売のものでした。

迷子になろうよ、いっしょに。三鷹の森ジブリ美術館 GUIDE BOOK

ジブリ美術館 ガイドブック

それがこちら。2002年に発売された、『迷子になろうよ、いっしょに。三鷹の森ジブリ美術館 GUIDE BOOK』です。

ジブリ美術館の常設展示はもちろん、このとき開催していた企画展示『千と千尋の神隠し展』も紹介されています。
当時のチケット購入方法や、美術館への行き方、さらには美術館に関するQ&Aもあったりして、まだオープンして間もないという時代を感じさせる内容です。

それから、当時発売されていたグッズや(現在も売っているものもある)、トイレの紹介なんかもあって、今読んでも面白い内容だったりします。

そして、このガイドブックはシリーズ化されていまして、全8冊あります。

ジブリ美術館 ガイドブック

創刊の2002年から、2004年、2005年、2007年、2008年、2009年、2010年、2011年と続きました。
それぞれ、美術館の紹介やインタビューに関しては重複した内容もあったりはしますが、企画展に関してはその年に開催されているものが特集されています。

メインの特集としては、下記の内容となります。

2004年『ピクサー展』
2005年『アルプスの少女ハイジ展 ~その作り手たちの仕事~』
2007年『3びくのくま展 ~映画にできないとっておきのおはなし~』
2008年『小さなルーヴル美術館展』
2009年『崖の上のポニョ展 ~エンピツで映画をつくる~』
2010年『ジブリの森のえいが展 ~土星座へようこそ~』
2011年『ねこばすから見た風景展』

それから、各号に「これまでの企画展」として、過去の展示が紹介されています。
このガイドブックでは特集されていない、『天空の城ラピュタと空想科学の機械達展』や『ユーリー・ノルシュテイン展』なども掲載されているので、どのような展示をやっていたか知ることができます。

ジブリ美術館 ガイドブック

また、2011年号に関しては、『コクリコ坂から』の公開年ということもあって、宮崎吾朗監督のインタビューが掲載されています。
このときだけタイトルが「ファンブック」となっていますが、基本は同じテイストでまとめられています。
当シリーズは、2011年を最後に続巻は出ていません。

三鷹の森ジブリ美術館 ビジュアルガイド

ジブリ美術館 ガイドブック

続いてのご紹介はこちら。『三鷹の森ジブリ美術館 ビジュアルガイド』といって、タイトルのとおり写真がふんだんに掲載されています。この本は、2003年に刊行されました。

サイズが、先ほどご紹介したガイドブックより大きいので、写真が見やすくなっています。ただ、基本的な掲載内容は、上記ガイドブックと大きな違いはありません。編集している方が同じなので、ローソン限定だったガイドブックを、一般書店用に再構成したものと思われます。

本書では、企画展に関しては『天空の城ラピュタと空想科学の機械達展』が紹介されています。

迷子になろうよ、いっしょに。三鷹の森ジブリ美術館 Guide Book 2006

ジブリ美術館 ガイドブック

こちらは、タイトルにもあるとおり、2006年に刊行されました。特集は、このとき開催されていた企画展『アードマン展』と、ジブリの短編作品、そして宮崎駿監督のロングインタビューです。
ただ、このインタビューは、上記のローソン限定ガイドブックの2011年号にも掲載されいます。

常設展示の紹介であったり、カフェやグッズ等の紹介は、それぞれのガイドブックと似たところはありますが、本書はサイズが若干大きめなので、写真が見やすいという利点があります。写真もいっしょに楽しみたい方は、こちらをオススメです。

三鷹の森ジブリ美術館 手づくりの力 カフェのごちそうメニュー編

ジブリ美術館 ガイドブック

このガイドブックは、これまでのものとはだいぶテイストが違います。
「手づくりの力」とあるように、作り手を特集したものです。美術館の紹介に関しては、入口にあるフレスコ画や、屋上庭園のロボット兵、ステンドグラスを制作した職人さんに焦点が当てられています。

そして、メインはなんといっても、カフェ「麦わらぼうし」で提供されていたメニューのレシピでしょうか。
現在のジブリ美術館では、軽食のみの提供となっていますが、この本が刊行された2012年は、まだディナーにもなり得るようなメニューが提供されていました。その当時のレシピが、惜しみなく紹介されています。個人的には、こちらのガイド本がいちばん好きです。

企画展の紹介などはありませんが、ジブリと料理が好きな方にオススメします。

以上、

ジブリ美術館 ガイドブック

ジブリ美術館のガイドブック紹介でした。
たくさんのガイドブックが発売されていますが、企画展で選ぶか、写真で選ぶか、はたまたレシピで選ぶか、参考になれば幸いです。