文春ジブリ文庫より、本日「ジブリの教科書 火垂るの墓」が発売されました。
あさのあつこ、石田衣良、内田樹、川上弘美、佐藤優、立花隆、万城目学、森絵都、夢枕獏、綿矢りさなど、豪華執筆人が、作品の奥深い世界をわかりやすく論じます。
高畑勲と宮崎駿のインタビューや、アニメーション制作にかかわったスタッフの制作秘話なども満載の一冊です。



ナビゲーター・山田洋次

弱くてもいい、優しい国へ──『火垂るの墓』私論

映画『火垂るの墓』誕生

スタジオジブリ物語『火垂るの墓』編
鈴木敏夫 宮さんが持ってきた「『火垂るの墓』クーデター計画」
高畑 勲 「火垂るの墓」と現代の子供たち
高畑 勲×野坂昭如 清太と節子の見た“八月十五日”の空と海はこの上なくきれいだった
野坂昭如 アニメ恐るべし

・viewpoint・與那覇 潤
謎を謎のまま忘れないでいるために──戦後映画史のなかの『火垂るの墓』

 

『火垂るの墓』の制作現場

[キャラクターデザイン・作画監督] 近藤喜文
「以後のアニメキャラクターに強い影響を与えた節子」

[美術監督] 山本二三
「ここは反抗的だったかなとは思っているんです」

[色彩設計] 保田道世
「焼け野原の世界に合うような絵の具と茶カーボンを作った」

[レイアウト・作画監督補佐] 百瀬義行
「充実感を持って仕事ができた作品でしたね」

[音響監督] 浦上靖夫
「僕ら録音屋の限界をどこまで出せるかという挑戦でもあったんです」

[音楽] 間宮芳生 「蛍とふたりの場面とが重要」
製作委員会 村瀬拓男
「そんなに大切なら金庫にしまっておけばいい」

[監督] 高畑 勲 「映画を作りながら考えたこと」

高畑 勲 「モロトフのパン籠」の謎
映画公開当時の掲載記事を再録!

 

作品の背景を読み解く

齋藤 孝 語りの「心中物」としての『火垂るの墓』
城戸久枝 「母と子と。変容する物語」

from overseas
ロジャー・イーバート 火垂るの墓
イラン・グェン フランスにおける高畑作品の受容と『火垂るの墓』の特性について

野中 柊 色は失われても、光は残った
加藤周一 一九九八年の想出三つ
野坂昭如 幻想「火垂るの墓」
[特別対談] 妹尾河童×吉行和子 神戸・『火垂るの墓』・『少年H』

大塚英志 『火垂るの墓』解題
出典一覧
映画クレジット
高畑 勲プロフィール

ジブリの教科書4 火垂るの墓
太平洋戦争末期の神戸。空襲で親を失った14歳と清太と4歳の節子の兄妹はいかに生き、なぜ死なねばならなかったのか。文芸的アニメーションとして世界的に高い評価を得た作品の魅力を、山田洋次監督、與那覇潤、妹尾河童ら豪華執筆陣が語る。名アニメーター近藤喜文のイメージボードほかカラー画も多数収録。

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