ジブリパーク鈴木敏夫プロデューサーが、愛知県庁で開催された「ジブリパーク」の会見に出席しました。
同パークについて「ディズニーランドに代表されるテーマパークでありながら、あくまでも公園。テーマパークの要素を若干入れながら公園の整備をする」とし、公園であることを強調しています。



鈴木プロデューサーは、約一ヶ月前に同パークの建設予定地を訪れた際、「人間がいじってはいけない部分があると感じた」と言い、東京のある大学を挙げ「全体が森で、ポツンポツンと校舎がある。それを見ていいなと思った」とヒントを得たといい、同公園にある既存の施設や土地の高低を生かした「新しい公園を作りたい。どうやって折り合いをつけながらやっていくか楽しみ」と話しました。

ジブリパーク マップ

映画だけじゃなく芝居もやりたい

ジブリパークで作品を上映する予定はあるかと尋ねられると「実はね、映画だけじゃなくて、お芝居とかやっていきたい」と構想を明かし、「もう少し近づいたら発表する。今日はこのあたりで」と話すにとどまりました。

また、会見に出席した大村秀章知事は、ジブリパークの経由駅となる予定の藤が丘駅について「舞浜みたいな感じにお化粧直しを……」と構想を思い描きました。

ジブリパーク

基本合意書の締結は結納。心境はマリッジブルー

鈴木プロデューサーは、何年も前から大村知事からジブリパークについてアプローチを受けており、この日、愛知県とスタジオジブリ、中日新聞社が連携・協力して整備・運営にあたることが発表されたことについて「世の中のことで例えると、これは結婚かなという気がした。合意書は結納? 今の心境はマリッジブルー。結納を交わして、いよいよ結婚となると逃げたくなる。この場に出席することがイヤだった」と冗談っぽく語りました。

またスタジオジブリと中日新聞社が出資する運営会社を設立し、運営することも明かされています。

ジブリパーク

宮崎駿はおせっかいじじい

また、宮崎駿監督とはジブリパークについても話し合っているといい、「彼も今、映画を作って頑張っているんですが、たぶんジブリパークがどういうものになるか、心配でしょうがないんです」とコメント。「宮崎駿は人が何かをやっていると放っておけない“おせっかいじじい”。ジブリパークも宮崎吾朗という彼の長男が一生懸命頑張ってやっているんですが、温かく見守る人ではない。すぐ口を出すんです」と舞台裏を明かしました。

ジブリパーク

ポスターとロゴマーク

ジブリパーク ロゴ

会見では、ジブリパークのポスターとロゴが発表され、鈴木さんが「愛・地球博記念公園」で撮った写真を使用しているといい、ロゴについては“ジブリ”の部分は宮崎駿監督が描いたもので、“パーク”の部分は鈴木さんがテイストを真似して書き足したものが使われることになりました。

ジブリパーク ポスター

2022年秋から段階的に開業

ジブリパークは、愛知万博の理念の継承と、スタジオジブリ作品を伝え、残していくことを目的に、「青春の丘エリア」「ジブリの大倉庫エリア」「もののけの里エリア」「魔女の谷エリア」「どんどこ森エリア」の5つのエリアが作られます。

ジブリパーク

「青春の丘エリア」「ジブリの大倉庫エリア」「どんどこ森エリア」が2022年秋に開業し、その1年後に「もののけの里エリア」と「魔女の谷エリア」が2023年に開業予定となっています。

ジブリパーク

青春の丘エリア

ジブリパーク

公園北入口側に位置する「青春の丘エリア」には、『ハウルの動く城』などをイメージした、19世紀末の空想科学的要素を採用したメインゲートを設置。そのほか、『耳をすませば』の「地球屋」を再現した施設も登場します。

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ジブリの大倉庫エリア

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通年天候に左右されずに楽しめる施設「ジブリの大倉庫エリア」。
展示室や映像展示室、子どもの遊び場、多くの展示物を収蔵する倉庫などで構成される予定です。
映像作品の上映だけでなく、芝居が行なわれる可能性も?

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もののけの里エリア

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「もののけの里エリア」には、『もののけ姫』のタタラ場をモチーフにした建物などが作られます。
広場には、タタリ神や乙事主をモチーフにしたオブジェの設置も計画されていて、あいちサトラボと一体化され、体験スポットにもなります。

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魔女の谷エリア

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大芝生広場近くにある未利用地は、魔法を題材とした『ハウルの動く城』『魔女の宅急便』の2作品にちなんで、「魔女の谷エリア」が整備されます。
物語に登場する「ハウルの城」や「オキノ邸」、遊戯施設、休憩・レストラン棟などが作られ、いろいろな用途に応える複合的空間となります。

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どんどこ森エリア

サツキとメイの家

緑に囲まれる自然たっぷりの「どんどこ森エリア」では、受付所などを「サツキとメイの家」をイメージしたデザインとし、裏山の森に散策路が再整備されます。

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