10月1日よりリバイバル上映されている『ルパン三世 カリオストロの城』を観に行ってきました。
ぼくが把握しているかぎり、本作の全国的なリバイバル上映は4回は行なわれているんですよね。
本作をデジタルリマスターした際に上映され、その後MX4D版で2回上映され、そして今回は4K+7.1chで上映されました。
さらに、今回は、モンキー・パンチ先生が総監督を務めた『ルパンは今も燃えているか?』も同時上映されるという、豪華2本立てとなりました。本作は「ルパン三世原作誕生50周年プロジェクト」として制作されたOVA作品で、『ルパン三世 PART5』のBD&DVD第1巻の先着購入特典として同梱されたDVDに収録されたものだそうで、なかなか観る機会のない作品となります。
監督を務めた川越淳さんは、本作について「懐かしいキャラが総登場のお祭り企画」と発言しており、歴代作品の敵キャラが数多く登場し、再びルパンと対峙するという、二次創作感満載の楽しい作品となっております。
タイムスリップものといいますか、ちょっと時間をさかのぼり、緑ジャケットや赤ジャケットのルパンも登場したりして、過去作のオマージュも満載で、爽快感のある作品でありました。いやー、観れて良かった。
ちなみに、本作は2018年に制作されています。モンキー・パンチ先生は、2019年に亡くなられていますので、パンチ先生が関わった『ルパン三世』としては最後の作品となります。遺作のルパンですね。
そして、『ルパン三世 カリオストロの城』はというと、もう何度となく観ている作品ですけども、7.1chで視聴するのは、今回が初めてです。
これといって特別な鑑賞体験というわけじゃないですけど、やはり音の聞こえ方が若干変わってきますね。臨場感は増していました。
何度観ても楽しめる作品なので、劇場鑑賞できるだけで喜びであります。
それから、改めて感じたのは、この作品はコミカルなコメディ要素が満載ということ。ジブリ以後の宮崎監督は、こういったコミカルな芝居をあまりやらなくなったなぁ、と思いました。
『ルパン三世』という作品がそうさせるということもあるのかもしれませんけど、『未来少年コナン』でもわりとコミカルなシーンは多かったですよね。
そう考えると、この芝居は大塚康生さんの力が大きいんでしょうか。ジブリでも、大塚さんの仕事が見たかったなぁ、と。
そうそう、今回の上映は、来場者に特典でクリアファイルが配布されていたんですけど、数量限定だったために、ぼくが行ったときには既に無くなっていました。
公開されてから一週間後に行ったので、仕方がないですね。
さらに、復刻版の劇場パンフレットも売切れになっていました。
こちらは、ちょっと残念だなぁ、と思っていたんですけど、なにやら東宝のオンラインショップで販売されているようなので、こちらで購入することにします。
販売期間は、10月24日までなので、購入希望の方は急ぎましょう。
映画の上映も2週間限定なので、10月14日終了予定となっています。未見の方は、こちらも急ぎましょう!
新宿のディスクユニオンにレコードの額縁が売ってるんですけど、そのディスプレイがすべて『ルパン三世』で、めちゃめちゃカッコ良かった。
これのジブリ版をやりたいけど、こんなスペース無いなぁ。笑 pic.twitter.com/kk38FGGq1C— ATMA (@Atman_graha) October 6, 2021
そうそう、TOHOシネマズで鑑賞したあとに、新宿のディスクユニオンに寄ったんですけど、そこで販売されているレコードの額縁が、すべて『ルパン三世』になっていました。こちらも、おそらく期間限定だと思います。
ルパンのジャケットが見たい方は、急ぎましょう!
(既に変わっちゃってたら、ごめんなさい)
ではでは、今年はアニメ化50週年で盛り上がったいるので、『ルパン三世』を存分に楽しみましょう。