『なつぞら』の第106話で、坂場くんが監督を務める長編アニメーション映画『神をつかんだ少年クリフ』の制作エピソードが放送されました。
その中で、ヒロイン・キアラのキャラクターデザインをベテランアニメーターの仲努さんが務め、作画スタッフ一同がその絵に惚れこむというシーンがあります。
『なつぞら』の第106話で、坂場くんが監督を務める長編アニメーション映画『神をつかんだ少年クリフ』の制作エピソードが放送されました。
その中で、ヒロイン・キアラのキャラクターデザインをベテランアニメーターの仲努さんが務め、作画スタッフ一同がその絵に惚れこむというシーンがあります。
NHKの連続テレビ小説『なつぞら』で主人公なつの上司にあたる仲努さん。彼は、東映動画で活躍したアニメーターの森康二さんをモデルにしていると思われます。
かわいいキャラクターの絵を描き、温厚な人柄という森さんの特長とぴったり当てはまります。
7月21日に「高畑勲展 日本のアニメーションに遺したもの」で開催された、映像研究家・叶精二さんによる講演会「高畑勲の革新的アニメーション演出術」に行ってきました。
今回の展覧会を開催するにあたり発掘された資料や、高畑勲監督が確立した演出手法に、影響を受けた作品の紹介など、とにかく濃い内容となりました。
『なつぞら』第17週となって、東洋動画のテレビアニメーションがついに放送までこぎ着けます。さらには、雪次郎くんに焦点が当てられた『ゆきぞら』の演劇物語も展開していきます。
さまざまな登場人物のさまざまな物語が同時進行していくという濃い内容になった第17週でした。
7月に入ってスタジオジブリ関連の展覧会が、各地で相次いで開催されています。
今年はまだまだジブリ作品も公開されませんし、ジブリパークもオープンしませんが、今年の夏はジブリの展覧会が熱いです!
ということで、東京、三重、長崎、沖縄の各地で、6つの展覧会が開催されているので一覧にしました。
『なつぞら』第16週では、短編制作と夕見子の駆け落ち問題と、なかなか濃い内容となりました。
何かと芯のある意見を申す夕見子でしたが、今回の駆け落ち相手はなんだか気取った雰囲気の見える芯のなさそうな男に見えましたが、こういったしっかり者の女性が一風変わった男に入れ込むというのは実際にあるあるのようです。
『アルプスの少女ハイジ』の展覧会が、チューリヒにあるスイス国立博物館で開催されています。
本作は、ヨーロッパをはじめ世界中で愛されていますが、原作の舞台となったスイスではなぜか放映されたことがなく、公式に紹介されるのは今回が初めてのこととなります。
『なつぞら』第88話にして、なつたちが作っている短編作品の全貌もみえてきました。その短編は、グリム童話の『ヘンゼルとグレーテル』を原作にしながらも、オリジナル要素がふんだんに盛り込まれた作品となっています。
そのオリジナルの部分や、なつたちの描くイメージボードからは、東映動画の『太陽の王子ホルスの大冒険』がモデルになっていることがわかります。

高畑勲監督の功績をふり返る展覧会「高畑勲展 日本のアニメーションに遺したもの」が、東京国立近代美術館で7月2日に開幕しました。
開幕の翌日となる3日に、早速観に行ってきました。ほんとうはもう少し時間を置いて、初期の高畑作品をお浚いしたうえで行こうと考えていたんですけど、始まってしまったら我慢ができませんでした。
高畑勲監督の長編アニメーションデビュー作『太陽の王子 ホルスの大冒険』のサントラが発売されます。
初公開となる「ヒルダの唄」の未使用テイクを含む、幻の音源が多数収められます。本編楽曲のほかにも、今まで発売された商品に未収録だった音源も収録したCD2枚組サウンドトラック・アルバムとなります。