新型コロナウイルスの蔓延により、マスクは必需品となり、街では顔をアクリル板で覆うフェイスガードを着けた人を見ることも増えました。
そこで、どうせだったら、ジブリなフェイスガードにしようじゃないかと、『千と千尋の神隠し』に登場した神さまの「春日さま」の雑面マスクを作りました。
この神さまは、顔に雑面(ぞうめん)という厚紙をつけていて、これは奈良県の春日大社に伝わるものが由来となっています。
目、鼻、口などをユニークな形状で描いたもので、実際の舞楽で着用されているものも、このようなデザインですが、『千と千尋の神隠し』に登場した雑面は、アレンジした映画オリジナルのようです。
雑面のデザイン
まず映画に登場した春日さまのデザインをもとに、デザイン画を描きました。
これは普通のA4用紙にプリントしたもの。
描き写し
デザイン画をもとに、透明の下敷きに描き写していきます。
これは油性マジックで描いているだけ。
今回は下敷きにしましたけど、プラバンやクリアファイルに描いても良いと思います。
色を塗る
マジックで描いたら、今度は半対面からアクリル絵の具を塗っていきます。
マジックで塗っても良かったかもしれないですけど、それだと薄くなりそうなので、絵の具で塗り固めました。
アニメのセル画塗りのごとくです。
スプレーを吹きかける
目・鼻・口を塗り終わったら、スプレーを吹きかけて背面を白くします。
このときに、三角形の部分を覗き穴にするので、スプレーが掛からないように、ビニールテープでマスキングしました。
覗き穴に黒のビニール
マスキングした覗き穴には、黒い半透明のビニールを貼りつけます。
百均で黒のセロファンを探したんですが無かったので、黒いビニールバッグを切り取って貼りつけました。
おでこにはスポンジ
そして、おでこ部分には、厚手のスポンジをくっ付けました。
これも百均で適当なのがあったので、お掃除用のを使いました。
サイドに紐を通す
雑面のサイドに穴をあけて、紐を通せば完成です!
完成!
これで、春日さまに成りきって、コロナウイルス対策も万全です。
雑面で街を歩いている人がいたら、それは私かもしれません。
見かけても石は投げないでください。