一冊のスケッチブックに、世界中のアーティストからイラストを描いてもらい、世界一貴重な画集を作るプロジェクト「スケッチトラベル」。先日、宮崎監督のイラストが登場して話題になっていましたが、「ほぼ日刊イトイ新聞」でも特集されています。

堤大介さんと糸井重里さんの対談のなかで、「スケッチトラベル」プロジェクトのあらましや、宮崎駿監督への想いなどが語られています。

連載の2回目「メイとの結婚。」では、ジブリファンにとっては面白い話があるので必見ですよ。堤さんと、宮崎駿監督の意外な繋がりが明かされています。



また、堤さんが、フレデリック・バック氏から言われた言葉というのが、とても心に響きます。

フレデリック・バックの言葉
「君にはアートの才能がある。だが、自分が持っているその才能を社会のため、何かのために活かさなければ『意味がない』。我々にはすべき使命があるんだ。自分たちに与えられた特別の才能を、何か世の中に伝えていく事に使うんだ」

 
 

 

スケッチトラベルとは

スケッチトラベルはユニークな国際的チャリティアートプロジェクトです。この赤いスケッチブックはオリンピックの聖火のように一人のアーティストから次のアーティストに手渡され、4年半の月日をかけ12カ国をリレーしました。

このまさに移動する美術館と言える本にはビル・プリンプトン、ジェームス・ジーン、レベッカ・ダートルメール、グレン・キーン、フレデリック・バック、宮崎駿をはじめとする71名の世界的に著名なイラストレーター、アニメーター、漫画家の個人的なビジョンが詰め込まれています。
二人のイラストレーター日本人堤大介とフランス人ジェラルド・ゲルレによって始まったこのプロジェクトは10月17日にブリュッセルで行われるオリジナルスケッチブックのオークションでクライマックスを迎えます。

オークションでの収益と出版される本の印税の全ては識字教育を推進する国際的な非営利団体のRoom to Readに寄付されます。

 

THE SKETCHTRAVEL

「スケッチトラベル」プロジェクトの合間に、堤さんがほぼ独力で作ったアニメーションです。最後に出てくる、エプロンをしたブタは、やっぱり宮崎駿監督がモデルなんでしょうねぇ。とても素敵なショートムービーです。

スケッチトラベル
アニメ・漫画・イラスト・絵本、それぞれの世界を代表する至極のクリエイターが世紀の競演。アメリカ、ヨーロッパ、アジア…、71人の作家たちが一冊のスケッチブックに絵を描いて、世界中に回した。夢と友情と願い、そして希望に満ちた奇跡のプロジェクト。

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