本日『コクリコ坂から』が放送されることに合わせて、これまでの『コクリコ坂から』が特集されたWebページをまとめてみました。
裏話をお供に、本日の『コクリコ坂から』を鑑賞されてみてはいかがでしょう。
いま語る「コクリコ坂から」 宮崎吾朗監督インタビュー
―脚本は絵コンテにする段階で大きく変わると思いますが、脚本を書かれた駿監督はそれについてはどうでしたか?
宮崎:
脚本は変えていいと言われました。
「脚本は変えるためにあるんだ。これはあくまでもベースだから、いじってもいい」と言われました。
ただ、それがまた自分にとっては結構、難問でした。
宮崎駿が持っているイメージと自分が思っているイメージにギャップがあるわけです。どっちに合わせるべきかなと。
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父子相伝「コクリコ坂から」 小原篤のアニマゲ丼
脚本は、あふれでる宮崎駿さんのアイデアを丹羽さんが原稿に書き起こす形で作られたそうです。文庫のあとがきでスタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーが書いています。「ぼくは、宮さんと組むはずだった多くのシナリオライターを何人も見てきた。しかし、いずれも、宮さんの頭の回転の速さに、あるいは、その凄まじい“朝令暮改”に、全員が姿を消していった。丹羽圭子は、なぜ、宮さんの後をついて行けるのだろうか」
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新作「コクリコ坂から」を語る 宮崎吾朗監督×鈴木敏夫プロデューサー
宮崎:
ジブリのスタッフを見ても、みんな机の上のものしか見ていない。上を見て、「空が高いなあ」って言うことが、必要なんだと思います。
鈴木:
そういう意味で、主人公の海が古いクラブハウスの「掃除をしよう」と言うのが面白い。海がそう呼びかけて、思いもよらず、男の子も手伝わなきゃならなくなって、みるみるきれいになっていく。
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宮崎吾朗監督「存在感大きい父・宮崎駿が私の作品に涙」
「思春期は父と比較されることを本当に嫌った。何をしても‘宮崎駿の息子’という声を聞いた。大学もわざと地方に行った。そこではみんな知らないと思っていた。ところが合格者発表の日、受付の窓口で『お父さんが宮崎駿さんと聞きましたが』と言われた。今は運命だと思っている」
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コクリコ坂から 海外の反応 レビューの要約とコメント
●多くのジブリ作品はパーフェクトではないよ。ゲド戦記とハウルはひどかった。でもパーフェクトである必要はない。問題は今日のジブリがピクサーみたいに、すべての作品が良作ではなくなってることだ。ジブリ作品を好きなら、細田守と新海誠の作品をチェックするといいよ。
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『コクリコ坂から』の舞台、横浜を歩く
■コクリコ荘&コクリコ坂はフィクション!?
主人公である16歳の女の子・海(あだ名はメル=フランス語で海はラ・メールだから)は、港の見える丘にあるコクリコ荘という下宿屋を切り盛りしています。
その「コクリコ荘」ですが、これは架空の建物で、港の見える丘公園の展望台~大佛次郎記念館、神奈川近代文学館あたりにあるとされています。
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「コクリコ坂から」宮崎吾朗監督に聞く
『コクリコ坂から』の中で、学生たちが部室として使う古い建物『カルチェラタン』に住み着く個性豊かな人々は、学生時代の仲間がイメージにある。長野の人って、理屈っぽくて頑固で。そういうところが好き。私の学生時代は、まだどこか『旧制高校』的なバンカラな雰囲気が残っていたのかも。
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『心ゆさぶれ!先輩ROCK YOU』文字起こし
――お父さんのやってきた仕事を継いでやっていこうと思ったのは、何でなんですか?
言い方が悪いですけど、越えられない天才の可能性が高いと思うんですよ。
吾朗:
ええ、無理でしょうね。
子供の頃は、自分の父親の作っているものを見て、アニメやりたいと思うわけじゃないですか。
でも、だんだんいろんなことが分かってくると、これは無理だと。
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スタジオジブリ作品の効果音はアナログな手作り!足音もキャラごとに違う効果音のこだわり!
まず、『コクリコ坂から』に登場する主人公の海と俊がそろってコロッケを食べるシーンでは、実際に宮崎吾朗監督がスタジオで揚げ物を食べて効果音を収録。見事コロッケをかじったときの歯切れの良い音が映画を彩った。
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『コクリコ坂から』に登場した国際信号旗って?映画制作中はスタジオジブリの屋上にも!
国際信号旗には、40枚の旗があり、その組み合わせによって、さまざまなメッセージを発信することが可能。映画に登場するUW旗も、「危険に向かっている」という意味のU旗と、「医療の援助がほしい」という意味のW旗を並べることにより、「安全な航行を祈る」のメッセージになるという。
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ジブリ作品のヒロインの衣装はピンク!ジブリ色彩設計が明かす「ヒロインはピンクでしょう!」
長年スタジオジブリ作品の色彩設計を担当してきた保田道世氏が、映画『ゲド戦記』を作っていた頃、宮崎吾朗監督と「ヒロインはピンクでしょう!」と話していたことを明かした。しかし、これまでのスタジオジブリ作品の中には、ピンクの衣装がイメージにないヒロインも多数いる。スタジオジブリ作品のヒロインの衣装を検証した。
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宮崎駿が涙した『コクリコ坂から』のワンシーン制作秘話 戦争と戦後の混乱期、記念写真は笑わずに撮影
「『コクリコ坂から』はこうして生まれた」では、初号試写の際に、物語の重要な鍵を握る海と俊の父親を含む3人の男たちが記念写真を撮影するシーンで、宮崎駿が思わず涙を見せた姿が印象的だった。宮崎駿が書いた脚本にはなかったという同シーンでは、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーの昔の家族写真も参考にしたという。
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ジブリ映画の食へのこだわり!『コクリコ坂から』には「朝ごはんの歌」まで登場!!
宮崎吾朗監督は、皆がそろって食事をするという当たり前のことが、とても意味のあるものになったという意味で、「何でもない朝の食卓のシーンが、3月11日の震災以降、とても大切なシーンになった」と語っている。
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『コクリコ坂から』は掃除映画の決定版!?断捨離本著者も「断捨離映画(!?)」と大絶賛!
『コクリコ坂から』の主人公・海が通う高校にある文化部部室が集まる擬洋風の建物、通称「カルチェラタン」。ほこりまみれで“男の巣”と化しているこの建物は、物語の中で、壊すか、保存するかの議論の対象となり、海の「掃除したら女子も来やすいよ?」の一言により、大掃除が行われることになる。
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『コクリコ坂から』の舞台は横浜ではなく盛岡だった!?宮崎親子共作の楽曲の存在も明らかに!
1963年の横浜を舞台に高度成長期を生きる高校生の少女・海と少年・俊の初恋の物語を描いた映画『コクリコ坂から』だが、実際の舞台は盛岡なのでは? という要素に満ちあふれていることがわかった。
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『コクリコ坂から』に描かれる男の巣と女の巣!?ジブリ作品の中でもやっぱり男よりも女が強い!
カルチェラタンの散らかり方は、宮崎吾朗監督の大学時代の男子学生寮を参考にしているというが、女性の介入で、変化が訪れるさまは、男よりも女の方が強いということを表しているともいえる。
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宮崎吾朗監督&長澤まさみインタビュー
―そもそも長澤さんが海の声を演じるというのは、監督の提案だったのですか?
宮崎:
実は僕、テレビや映画のお芝居をあまり観ないので、キャストを決める段階にはあまりかかわらないんですよ。鈴木(敏夫)プロデューサーから「この人でどう?」という打診を受けて、ピンときたらゴーサインを出す感じで、今回はスケジュールとしてギリギリの状況で長澤さんに決まりましたね。
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映画監督・宮崎吾朗、スタジオジブリ最新作『コクリコ坂から』を語る
―今回、監督第2作を引き受けるにあたって、「どうしても映画という仕事をやっていきたい」という力強い言葉が監督のほうからあったそうですが。
宮崎:
……それ、プロデューサーの捏造です。
―えぇ!? あのジブリの名物プロデューサー、鈴木さんの?
宮崎:
はい。あの人は事実を捏造する天才なので(笑)。
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