愛知県が、愛・地球博記念公園をリニューアルしてつくる「ジブリパーク」の開園時期について、2022年度中の開業を目指していることが明かされました。
スタジオジブリが県に提供した基本デザインも発表されており、ファンの間では早くも「こんなジブリパークに行きたい」といった要望が溢れています。
ジブリファンならば、ジブリの世界が再現されることに反対する人は少ないでしょう。
とはいっても、どのように再現するかについては、意見が分かれそうです。ディズニーやUSJのような、完ぺきなテーマパーク化を期待する人もいれば、自然を活かしたナチュラルな公園を望む人もいるでしょう。ちなみに私は、後者です。
昔から、ジブリのテーマパークを期待していた人間ではあるんですけども、ジェットコースターや観覧車だとか、ライド系のアトラクションはいりません。ジブリキャラの着ぐるみも無くていいです。
ほしかったのは、ジブリ作品の建造物を再現した、「スタジオジブリたてもの園」です。
ということで、ジブリパークに造ってもらいたいものをテーマに考えてみました。
こんなジブリパークに行ってみたい
- 『風の谷のナウシカ』エリア:森の中に王蟲の抜け殻がある
- 『天空の城ラピュタ』エリア:みんなが散歩できるラピュタ城の庭園がある
- 『となりのトトロ』エリア:トトロが木で昼寝をしている
- 『火垂るの墓』エリア:清太と節子が暮らした横穴が再現されている。水辺には大量の蛍がいる
- 『魔女の宅急便』エリア:カフェとして利用できるグーチョキパン店がある。裏にはキキの居候部屋もある
- 『おもひでぽろぽろ』エリア:実際に紅花畑があって、シーズンには摘み取りが行なわれる
- 『紅の豚』エリア:泊まることができるホテルアドリアーノがある
- 『海がきこえる』エリア:今はもうない、作品当時の「はりまや橋」が再現されている
- 『平成狸合戦ぽんぽこ』エリア:万福寺がある
- 『耳をすませば』エリア:作中の空想世界イバラードの街がある。「ジブリの大倉庫」内に作ってほしい
- 『もののけ姫』エリア:たたら場で、実際にたたら製鉄が行なわれている
- 『となりの山田くん』エリア:演出意図を説明しているVTRが延々と流れていて、みんな『山田くん』の凄さに気づく
- 『千と千尋の神隠し』エリア:実寸大の油屋がある。湯婆婆の部屋や、千尋が過ごした大広間もある。釜爺のボイラー室には裏から入る
- 『猫の恩返し』エリア:猫の事務所が再現されていて、猫の世界に入ることができる
- 『ハウルの動く城』エリア:ハウル城には、ハウルのまじないだらけの部屋が完全再現されている
- 『ゲド戦記』エリア:竜の実物大オブジェがある
- 『崖の上のポニョ』エリア:フジモトが作ったクラゲドームがある
- 『借りぐらしのアリエッティ』エリア:小人気分で入ることができるアリエッティの住居がある。種田陽平さんに作ってもらいましょう
- 『コクリコ坂から』エリア:カルチェラタンが再現されている
- 『風立ちぬ』エリア:二郎の鳥型飛行機と一緒に、実際の九試単線とゼロ戦が展示されている。年に一回くらいジブリパーク上空を飛ばす
- 『かぐや姫の物語』エリア:くつろぎの場として、当時の茅葺き屋根の住居がある
- 『思い出のマーニー』エリア:湿っ地屋敷と大岩家とサイロでマーニーの世界が完全再現されている
- 『レッドタートル』エリア:赤い巨大な亀がいて、何かを感じさせる
- 『雑想ノート』エリア:パーク内の移動はティーガー戦車
いかがでしょうか、ジブリ様。すべて実現できないにしても、部分的にでも再現してもらえたら嬉しいです。
皆さんは、どんなジブリパークを望んでいますか?