8月6日発売の『腰ぬけ愛国談義』を早速買ってきました。
先日、テレビで宮崎監督と半藤一利さん対談が放送されたので、収録内容がどの程度かぶっているのか気になっていたんですが、テレビで放送されたのは、ほんのごく一部です。



それから『文藝春秋』8月号に収録された対談とも編集の仕方が違っています。
(まだ途中までしか読んでませんが~)
同じ話題が出てくるんですけども、内容がすこし違っています。文庫と雑誌で、それぞれ同じ話題のなかから、違うものをつまんで、構成を変えていますね。

テレビで対談を見た人や、『文藝春秋』を買った人でも、今回の『腰ぬけ愛国談義』充分読み応えあります。

目次は、こんな感じ。

『腰ぬけ愛国談義』目次

・はじめまして

第一部
悪ガキたちの昭和史

・共通点は漱石好き
・隅田川の青春と朝鮮戦争
・日露戦争と建艦戦争
・狙われた半藤少年と「宮崎飛行機」
・零戦と九六式艦戦
・日本は脇役でいい
・『鉄腕アトム』から五十年たった今
・忠犬ハチ公の銅像が建ったころ
・ワシントン軍縮会議のおかげで
・関東大震災と隅田川
・川の街・東京

第二部
映画『風立ちぬ』と日本の明日

・3・11のあとで
・気の強い母・遊び人の父
・とっつきづらかった堀辰雄
・遅れてきた軍国少年の涙
・ふたりの設計技師、二郎と本庄
・美しい飛行機と軍部のノイズ
・二郎の声と存在感
・ハッタリ屋のカプローニ伯爵のこと
・『草枕』は二十世紀最高の小説!?
・『風立ちぬ』の中の昭和史
・戦艦長門とエネルギーの大転換
・「持たざる国」の将来のこと
・アカの他人の善意が、人をつくる

・おわりに 半藤一利

半藤一利と宮崎駿の 腰ぬけ愛国談義

『崖の上のポニョ』ぶりの宮崎駿作品として話題を集める『風立ちぬ』の主人公は、ゼロ戦設計士・堀越二郎がモデル。世界の宮崎駿が書生となって、敬愛する半藤一利と語り下ろす。

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