10周年記念本日、1月20日は何の日か知っていますか?
どうでも良いことですから、きっとご存じないでしょう(笑)。実は、1月20日は当サイト「ジブリのせかい」の開設記念日なんです。
2010年に立ち上げましたので、なんと10年も経ってしまいました。



ジブリが好きだからとりあえず作ってみるか、という軽い気持ちで初めたんですけど、まさか10年間も続けられるとは思わなかったです。
最初は不定期更新でしたけども、2013年頃から毎日更新にしましたので、約7年は毎日何かしらの記事をアップし続けてこれました。

ちなみに、現在のブログ形式のサイトは10年前からですけど、HTML時代のサイトでは2002年だか03年頃に作ったジブリのファンサイトがありました。
サイト名もドメインも違うので、きっとご存知の方は一人もいないでしょう。そこから換算していたら、どえらい期間なんですけど、現在のように更新するタイプのサイトではなかったので数えるのはやめておきましょう。

更新しながら10年間サイトを維持し続けられたことには、ちょっとだけ満足感もあります。

本来であれば、一方的にこちらが追いかけるだけだったはずなのに、制作者側の人に少なからず認識してもらえたこともあって嬉しかったです。サイトを更新し続けていて良かったと思える瞬間でもありました。

これも偏に、スタジオジブリが存在してくれるお陰ですし、そのスタジオジブリが存在するのも、東映動画で『白蛇伝』を作ってくれたお陰なわけで、その『白蛇伝』を作るに至ったことも……ゴニョゴニョ。ありがとうございました。

これまでの10年間

スタジオジブリは、この10年でいろいろなことがありましたね。2010年といえば、『借りぐらしのアリエッティ』の公開年です。米林宏昌さんが長編アニメーション監督としてデビューして、大ヒットしたことで、今後のスタジオジブリを担っていくような空気感がありましたっけ。

その翌年には東日本大震災が起きて、『コクリコ坂から』が公開されました。震災の影響で会社を休みにしたことで、生産点を放棄してはならんと怒鳴り散らす宮崎駿監督に職人の凄みをみました。

『ゲド戦記』のときには、あまり評価の良くなった宮崎吾朗さんが、『コクリコ坂から』で評価を一変させたりもしましたね。

2013年には『風立ちぬ』と『かぐや姫の物語』が公開。そして、宮崎駿監督の引退、制作部の解体と、ジブリファンにとっては少し寂しい時期もありました。この期間に、高畑勲監督がご逝去されてしまいました。

2015年には、西村義明プロデューサーと米林宏昌監督によって、スタジオポノックも設立されました。
森康二さんから始まった、あの柔らかいタッチの絵柄が、小田部羊一さんや宮崎駿監督へと継承され、スタジオジブリの絵と世間から認知されるようになり、今後はスタジオポノックがこの絵を継承していくのか、という流れを感じさせました。

しかし、どんどん状況は変わっていくもので、愛知県にジブリパークを開園することになり、宮崎駿監督が長編アニメーションに復帰。アニメーション工場として、スタジオジブリが完全復活することが決まりました。この10年は、ジブリの大きな変動期だったんじゃないでしょうか。

さてさて、当サイトをオープン当初から見てくれている人は流石にいないかな?
たまに覗きに来てくれている皆さま、ありがとうございます。
10年も掛けて、牛歩ですけども、ある程度見てもらえるサイトに育ったかなと思っています。

今後も、よろしくお願い致します。