スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーと数々の対談を重ねてきた、僧侶の細川晋輔氏の書籍『禅の言葉とジブリ』が10月30日に発売されます。
細川さんは、臨済宗妙心寺派の若き僧侶で、これからの禅の世界を背負うとされています。
細川さん自身、大のジブリファンでもあり、『禅とジブリ』では鈴木さんとの対談が収められています。
今回発売される『禅の言葉とジブリ』では、ジブリ作品と禅の言葉との共通項を、細川さんがわかりやすく綴ったエッセイが14本収録されます。
「達磨不識」と『もののけ姫』、「大死一番、絶後再び蘇る」と『魔女の宅急便』、「一期一会」と『風立ちぬ』など、それぞれの作品の中で心に残るシーンをあげながら、そこに描かれた監督のメッセージと禅語をを重ね合わせることで、禅の本質を分かりやすく伝えます。
禅の言葉とジブリ作品、そこに共通するのは、宮崎駿監督が常々作品を通じて発し続けている「この世は生きるに値する」という前向きさ。一歩を踏み出す、という姿勢であるといいます。
禅の言葉とジブリ 発売日:2020年10月30日 価格:1,760円(税込) |