ジブリ作品で美術監督を務めた山本二三さんが、倉敷市立美術館で9月23日に開幕する個展に向け、同市の美観地区を描いたオリジナルの風景画が完成し、報道機関に公開されました。
歴史的な町並みと、現代の人の営みが溶け合った風情豊かな作品になっています。
「倉敷―記念日通り―」と題した風景画はB4判サイズで、倉敷アイビースクエア西側の通りがモチーフ。ポスターカラーで、軒を連ねた町家や行き交う人々を繊細に描いており、通りに漂う生活感も伝わってくる。
作品は、同市の3市(旧倉敷、児島、玉島)合併50周年記念事業として開かれる山本二三さんの個展「日本のアニメーション美術の創造者 山本二三展」に合わせ、同市が制作を依頼したもの。山本さんは4月に同市を取材し、制作に取り組んでいました。同展の目玉の一つとして、展示されることになります。
「倉敷市」50周年記念事業 山本二三展
~天空の城ラピュタ、火垂るの墓、もののけ姫、時をかける少女~
日程:2017年9月23日(土)~11月26日(日)
時間:9:00~17:15(入場は16:45まで 初日は10時開場)
場所:倉敷市立美術館
休館:月曜日(ただし10月9日(月)は開館、10月10日(火)は休館)