中国メディアが、4月5日に亡くなった高畑勲監督の特集記事を相次いで掲載しています。
高畑監督の作品が中国人に与えた影響が大きく、高畑監督を「ジブリの魂」と称した1ページの特集記事を掲載。高畑監督が中国の水墨画の影響を受けていたことや、『かぐや姫の物語』が中国古代の言い伝えにも通じると紹介しています。
また日中の国交が正常化した1972年に『パンダコパンダ』が公開されたことにも触れており、国際情報紙「環球時報」も同日の紙面で「中国人の30代の多くが彼の映画を見た思い出がある」とし「彼の仕事は価値のある宝だ」といったファンの声を紹介。中国では、高畑監督や宮崎駿監督の作品への評価が非常に高く、日本文化やアニメーションへの強い関心につながっています。