海外メディアにて、鈴木敏夫プロデューサーがスタジオジブリの新作の進捗状況について話しました。
明かされた内容は、宮崎駿監督の新作『君たちはどう生きるか』と、吾朗監督の新作について。これまで、吾朗監督の作品については、ほとんど語られることがありませんでしたが、このたびイギリスの物語を題材にしていることが明かされました。
まず、新型コロナウイルスの影響は、ほとんど受けることなく新作は作り続けているようです。
宮崎駿監督の新作『君たちはどう生きるか』は、すべて手描きで作られているため、完成まではまだまだ時間がかかるとのこと。
宮崎駿監督の新作は3年以内に完成させたい
『となりのトトロ』の制作時はアニメーターが8人で、8ヶ月で作られました。しかし、今回の新作に参加しているアニメーターは60名で、1か月の生産量は1分間。つまり、年間12分となります。
本作には、もう既に3年間取り組んでおり、これまでに36分間作られたことが明かされました。鈴木さんは、今後3年間で完成させたいと話しています。
吾朗監督の新作は英国の本が原作
また、宮崎吾朗監督が取り組んでいる新作についても語られました。
これまで、オールCGアニメーションであることが発表されていましたが、イギリスの本を題材にした物語で、非常に賢い女の子が登場するということが明かされました。
ジブリの旧作も劇場上映
それから、これは私が鈴木敏夫さんの講演会で直接きいた情報ですけど、3月の段階で吾朗監督の新作はもうすぐ完成するとおっしゃっていたので、そう遠くないうちに出来上がるものと思われます。
しかし、現在のコロナ禍を考えると、近いうちの公開はまだ期待はできませんね。
宮崎親子の新作はまだまだ観れそうもありませんけども、4月26日に放送されたラジオ『ジブリ汗まみれ』では、コロナ騒動が落ち着いたら、ジブリの旧作を劇場で上映することを明かしていたので、こちらも楽しみに待ちたいですね。
まずは、コロナ終息に向けてがんばりましょう。
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