宮崎駿×江戸川乱歩『幽霊塔』宮崎駿監督のカラー口絵が16ページ収録された、新装版『幽霊塔』が全国書店で発売されていますが、同書籍をジブリ美術館の「図書観覧室 トライホークス」で購入すると、オリジナル幽霊塔しおりがプレゼントされます。
「幽霊塔へようこそ展」をより楽しむためにも、この機会に買っておきたい一冊です。



宮崎監督は、中学時代に江戸川乱歩の『幽霊塔』を読み、時計塔のからくりと、絶世の美女をめぐるロマンスに憧れ、『ルパン三世 カリオストロの城』のモチーフにその要素を取り込んでいます。

60年ぶりに再読した宮崎監督は、ジブリ美術館で「幽霊塔へようこそ展」企画・構成を務め、美術館内に時計塔を再現。その展示のために宮崎監督が描き下ろした、マンガ風の解説をカラー口絵として、江戸川乱歩の小説『幽霊塔』にも収められることになりました。

『幽霊塔』
発売日:2015年6月5日
価格:2,160円(税込)

幽霊塔
長崎の片田舎に建つ古い西洋屋敷に、幽霊が出ると噂される複雑なつくりの時計塔がそびえていた。北川光雄はそこで絶世の美女、野末秋子と出逢い、魅了されていくが……。謎につぐ謎、手に汗握る波瀾万丈の翻案小説。中学生の頃に耽読したという宮崎駿監督が、渾身のカラー解説口絵で、怪奇大ロマンの世界へと誘う。

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