東京の「三鷹の森ジブリ美術館」の中島清文館長が16日、都内のホールでグラフィックやCGを学ぶ学生約330人に特別講義を行った。

 ジブリ美術館が配給している仏のアニメーション映画「夜のとばりの物語-醒めない夢-」(ミッシェル・オスロ監督)の公開を記念したもの。



オスロ監督や宮崎駿監督の仕事への取り組みを通じて、作品作りに必要な意識について話した。中島館長は宮崎監督の言葉を引用し、「創造的な仕事には無名なこと、貧乏なことが必要。制限されることからこそアイデアが生まれる」と説いた。