12月12日、ニコファーレで行われた「ニコニコ動画5周年記念イベント」で、5周年を祝してスタジオジブリが贈った特製新作アニメが公開されました。

ジブリ作品を待ち続けるユーザーからは、「ジブリまだー」のコメントが飛び交い、放送から1時間半ほど経ったころに、ようやく上映されました。



作画は、ジブリのアニメ職人、大塚伸治さん。『天空の城ラピュタ』からジブリ作品に参加している、ベテランの方ですね。

まずは川上量生さんから、大塚伸治さんがどういう人なのか紹介が始まりました。
大塚伸治さんは、『ラピュタ』ではロボット兵が起き上がりシータが塔から脱出するまでの一連のシーンや、シータが銃で髪を切られるシーンなどを描いています。
『もののけ姫』では、戦闘シーンなど。とにかく難しいところは、大塚さんが担当しています。

そういった、職人肌のベテランの方が作っていることを踏まえたうえで見てください、と冷や汗をかきながら説明する川上さん。

そして、満を持して上映されたオープニングの画面はこちら。
ニコニコ動画のマスコットになった、トトロとミニトトロ。

 

待ちに待った本編がこちら。
川上さんと思しきキャラクタが、歩くたびに地面から「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド♪」のリズムが奏でられて、不思議そうな顔をするという、不思議なアニメでした。コンセプトは不明とのことです。

スタジオジブリ2011年作品『キュッキュの大冒険』の上映は、20秒ほどで終わったでしょうか。
「クレジットは、列記としたジブリ作品」と、やはり冷や汗を垂らして言う川上さん。

ニコ生の画面上には、「ジブリのために待ってたんだけど……」という意味深なコメントが、あったりなかったりしたのでした。

尚、このアニメは、ニコニコ動画で配信されるかもしれないそうです。