キネマの神様

山田洋次監督の新作『キネマの神様』を鑑賞した鈴木敏夫さんから、感想コメントが発表されました。



原田マハさんの同名小説を原作にした本作は、かつて撮影所で映画の夢を追い求めるも、今ではギャンブル漬けで借金まみれの生活を送る男ゴウを描く松竹映画100周年記念作品。沢田研二さんが現在の落ちぶれたゴウ、菅田将暉さんが若き日のゴウを演じています。当初、老いたゴウは志村けんさんが演じる予定で、話題にもなっていました。

鈴木敏夫 コメント

昭和22、23、24年、この三世代で800万人いた。いわゆるベビーブーマー。その一番のアイドルがジュリーだった。ジュリーこと沢田研二とぼくは同い年。上京したのも同じ頃。だから、年を取っても、ぼくは彼から目を離せない。