風立ちぬついに、『風立ちぬ』の公開日となりまして、各メディアにも『風立ちぬ』情報が溢れてきました。
そこで、映画に関係のある記事をすこしまとめてみました。最近のものが多いです。
なんと、宮崎駿監督、「零戦」を購入しようとして、奥さんに一喝されていました。



宮崎駿監督、零戦を購入しようとするが、奥さんに一喝される。

宮崎さんは映画づくりの傍ら、戦争や兵器のリアルな漫画を数多く描き続けてきた。なぜ、兵器に魅了され、その設計者を描こうとしたのか。複雑な胸中を聞いた。

――かつて、米国にある本物の零戦を買おうとしたそうですね。

宮崎:
飛行機は空中にある時が一番美しい。飛んでいるのを見たい、と思ったんです。それもアメリカ人ではなく、日本人が操縦しているのを。スタジオジブリの横の高圧線の下を飛んで欲しいとか夢見ていたんですが、女房に『バカもいい加減にしなさい』と一喝されて終わりました。

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『風立ちぬ』が『ポニョ』超えの大ヒットスタート!宮崎駿「ほっとしました」

宮崎駿監督の新作映画『風立ちぬ』が20日に公開初日を迎え、2008年の映画『崖の上のポニョ』(興収155億円)を超えるスタートを切ったことが明らかになった。午後1時現在で前作比127パーセントという成績に、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーは「宮さん(宮崎駿監督)から『新しい試みだったので、お客さんが来てくれてほっとしました』と先ほど連絡がありました。安心したようで、よかったです」とコメントしている。

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“楽しい”を原動力に、ジブリヒロイン抜てきの瀧本美織「緊張なんてもったいない」

「菜穂子を通して、人を愛する偉大さを教えられた気がしますね。妻として、大きな夢に向かって頑張る二郎さんをひたむきに支えるのはもちろん、菜穂子自身も大好きな人のそばにいられる幸せを噛みしめている」。背後から戦争の足音が近づき、結核をわずらう菜穂子には命のタイムリミットも迫っている。「だからこそ、1日1日を大切に生きる夫婦の姿はとても愛おしいなって。菜穂子に限らず、すべての登場人物が壮絶な時代を一生懸命に生きていて、清々しささえ覚えるし、私自身ピンと背筋が伸びる思いです」

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富野由悠季、宮崎駿監督最新作「風立ちぬ」を絶賛!
でも「崖の上のポニョ」「千と千尋の神隠し」は大嫌いと告白!

富野:
凄い映画です。が、問題が一つだけあります。僕は宮崎さんとまったく同い年なんです。なので、採点が甘くなっているのかもしれない……んで、若い人たちの意見が聞きたい。稀有な映画です。

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押井守が『風立ちぬ』を斬る!
「オトナ・ジブリじゃなくてオレ・ジブリ」

まず“矛盾” がこの映画のひとつのテーマになっていると分析した押井監督は「飛行機を作るのが夢なのに、それは戦争の道具であるという矛盾。仕事に本腰を入れたい、だから結婚するという矛盾。飛行機の設計士は信じられないくらいに忙しいはずで、家に帰る時間さえないくらい。にもかかわらず結婚するわけだから矛盾だよ。堀越二郎が抱えるそんな矛盾は、そのまま宮さん(宮崎駿)に当てはまる。宮さん自身、もう矛盾のカタマリ」とコメント。

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庵野秀明氏「風立ちぬ」単独インタビュー

宮崎駿監督(72)5年ぶりの新作アニメ映画「風立ちぬ」(20日公開)で主演声優に初挑戦した庵野秀明監督(53)が、日刊スポーツの単独インタビューに応じた。人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」シリーズを手掛けたことで知られる庵野氏だが、1984年(昭59)に宮崎氏の「風の谷のナウシカ」に原画スタッフとして採用されてから29年。師と仰ぐ宮崎氏と作り上げた同作への思いと、師へのリスペクトを口にした。

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リアルな描写で「生」を問う…宮崎駿監督新作「風立ちぬ」

「自分の今いる場所で、可能な限り誠実に、力いっぱい生きるしかない。世界のあらゆることに関心をもち、政治情勢によって自分の行動を決めるなんてことはできないですから。職業人は職業に専心することによって、小さな窓から世界を眺めて、初めて世界を感じ取ることができるんじゃないでしょうか」

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「風立ちぬ」には「時代ごとに変わる蒸気機関車とそれを包む風景」がある

「風立ちぬ」は、少年時代より飛行機に憧れ、零戦を開発した堀越二郎という実在の人物をモデルにした作品である。けれども、その物語のなかでは、大塚康生が書いていたように、鉄道や駅が結構重要な役割を担っていたりする。そこでこの記事では、劇中に登場する鉄道や、背景となる時代について、いくつかキーワードをあげながら紹介してみたい。鑑賞前のガイド、あるいは鑑賞後のおさらいとして読んでいただければ幸いである。

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ゼロ戦の生みの親…『風立ちぬ』主人公モデルの激動人生

「父はゼロ戦の設計者として有名ですが、ゼロ戦はテスト飛行中に2人のパイロットが亡くなり、最後は特攻機として、多くの若者の命とともに散りました。そのことを父は亡くなるまで悔いていました。今回の映画にゼロ戦がほとんど登場しないのは、宮崎駿監督が父の心を深くくんでくれたからでは、と感じました」

こう語るのは、スタジオジブリ最新アニメ映画『風立ちぬ』で主人公のモデルとなった、堀越二郎の長男・雅郎さん(76)。

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宮崎駿監督が語る「風立ちぬ」 震災・恐慌・戦争、それでも人は生きてきた

僕は10歳のころから戦記物を読んできた。ゼロ戦にまつわる話などはいいかげんなものも多く、やるならちゃんとやるべきだと思って60年も封印してきた。

そのうちに、昭和の最初を全力で生きた、最も優れた日本人の一人である堀越二郎を描いてみたくなった。「世界に誉れあるゼロ戦をつくった男」などというマニアから取り戻したかったこともある。堀辰雄の小説もよく読んでいたので、その興味もあった。

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激動の時代を、まっすぐに生き抜いた若者たちの物語

宮崎監督はオフィシャルサイトにある「企画書」の中で、“この映画は戦争を糾弾しようというものではない”と書いている。たしかに、さりげなく戦争への抵抗を表すシーンはあるものの、声高に反戦を叫んだり、煽ったりはしていない。だけど静かに喪失感を見せられ、逆にそれが心に響く。

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賛否両論? ジブリ最新作 『風立ちぬ』がいよいよ20日に公開

業界人の間から高い評価が聞こえてくる一方で、一般ネットユーザーの間では厳しい意見も少なからず見受けられる。Yahoo!映画での同作のユーザー評価では星3つの3.22点との評価(19日現在)。また、ユーザーレビューでは星5つの最高評価の人も多いが、同時に星1つや2つの低い評価も目立つ。まさに賛否両極端の意見がある印象だ。低評価のレビューでは特に、声優陣に対する辛辣な意見が目立った。

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『風立ちぬ』を観る前に知っておきたい5つのポイント

Point1 宮崎監督がはじめて描く大人の恋愛
Point2 時代背景(1920~30年代)
Point3 こだわりの音響と震災のシーン 人間の声で効果音を表現
Point4 主人公のモデルは実在の人物
Point5 登場人物とキャスト

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作画監督&ヒロイン役声優が解説 ジブリ『風立ちぬ』

【見どころ1・古きよき日本の美しい風景】
「時代の風景をきれいに紡いだ画集やアルバムのように、セリフがなくても十分に楽しめる作品になったと自負しています。昔の日本の風景がモノクロで残っていることは多いですが、ここでは色のついた風景、時代の空気を感じてもらえると思います」(高坂さん)

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『風立ちぬ』作画監督が語る「宮崎駿ってこんな人」

高坂さんは宮崎監督をこう語る。

「宮崎さんだって、機嫌のいい時はダジャレや下らない冗談でよく笑います。少年のような笑顔でニカーッと(笑)。失敗談や物まねのような笑いが多いです。マンガチックな動きをしたり、盆踊りっぽい踊りをしたり、けっこう体で表現するタイプ」

まだ、話したあと、チャンカチャンカとか歌ったり、踊るようなポーズをとることもしばしば。

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ジブリ『風立ちぬ』ヒロイン声優「昔の映画を参考に…」

「菜穂子を演じるにあたって、鈴木敏夫プロデューサーから『昔の映画をみるといいよ』とアドバイスがありました」と語るのは、ヒロイン・里見菜穂子の声を演じた、女優の瀧本美織さん(22)。彼女は、参考に昔の日本映画を見てみたという。

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宮崎駿の“遺言”発言を鈴木プロデューサーが釈明

これから作品を観る観客たちにメッセージを求められた鈴木プロデューサーは、先日テレビ番組やイベントで「この映画は宮崎駿の遺言です」と発言したことに言及。「宮さんは怒っていましたけどね」と笑いながら明かすも、「それぐらい自分(宮崎監督)が言い残したいことを全部詰めた映画です」と改めてその意味を説明した。

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