スタジオジブリで作画監督として活躍してきた近藤勝也さんがカバーイラストを描き下ろした『角川まんが学習シリーズ「世界の歴史」』が、発売を前に重版が決まったことが明らかになりました。
KADOKAWAの創業75周年記念事業として発売した『世界の歴史』シリーズは、近藤さんが時代の空気感やドラマを切り取り、美麗なカバーイラストに仕上げています。
そして、このたび、近藤勝也さんがカバーイラストについてのコメントを発表いたしました。
近藤勝也コメント
近藤:
全20巻に統一感をもたせて、それぞれ時代性が伝わるように描く、さらにそこにいかに「自分らしさ」を加味するか、という点にこだわりました。テクニック的には、カラーバランスを取ることにも留意しています。20枚並べたときに広がりが感じられ、親しみをもって見てもらえるカバーをめざしました。――お気に入りの巻は?
近藤:
全体的に「同じレベル」になるように制作しているので、あえて1点を上げ過ぎないように意図して気を付けました。そういう意味で、どれもお気に入りです。
第一次世界大戦のイラスト(第14巻)はいろいろ試行錯誤したのですが、人物をフォーカスするのではなく光景の一部として描く形に落ち着いて、うまくいったなと思っています。
また、『世界の歴史』の発売を記念して、埼玉県所沢市「ところざわサクラタウン」内「ダ・ヴィンチストア」で、『世界の歴史』カバーイラストの原画展が3月13日から開催されるということです。
角川まんが学習シリーズ『世界の歴史』
近藤勝也カバーイラスト原画展 in ダ・ヴィンチストア
会期:2021年3月13日(土)~19日(金)※4月下旬に再度展示予定
時間:10:00~20:00
場所:ところざわサクラタウン「ダ・ヴィンチストア」
角川まんが学習シリーズ 世界の歴史 懐中コンパスつき 全20巻セット 売上No.1 角川まんが学習シリーズ『日本の歴史』のKADOKAWAから『世界の歴史』全20巻、一挙刊行 |